青の祓魔師 8 (ジャンプコミックス)/加藤 和恵
¥460
Amazon.co.jp


「このショーの見物客は
どうやら
私だけではなかったようだな」


青の祓魔師(エクソシスト)8巻
加藤和恵・ジャンプコミックス
(ジャンプSQ掲載)


★あらすじ★
奥村燐・15歳。雪男とは双子だが、燐だけが魔王(サタン)の落胤でありその力を継いでいる。
その宿命を背負いながら「祓魔師になる」と決意し、養成塾のある正十字学園に入学する。

燐と塾生たちは任務で京都へ向かう。そこは勝呂たちの故郷でもあった。
勝呂の親族は「不浄王の右目」を守る役目を持っていたが、藤堂が宝生蝮をそそのかし、不浄王を復活させてしまう。
京都を護るため戦う燐たち。だが雪男は藤堂と対峙し、自分と戦うことになる‥


☆☆☆

同級生のエロい人・志摩廉造はんにゾッコンのミバリですこんにちは!
前の巻とずいぶんな開きがあり何があったのかなと思いましたが、単に前がギリギリ刊行だっただけのようです。


さて、この8巻。
雪男がたまらなく不敏で、目も当てられない状態です。

藤堂は前々から雪男にこだわっていて、ことあるごとにアレコレ言って雪男を揺さぶってきました。

彼は雪男が自分に似ている、と言います。優秀であり、「弟」であり、真面目すぎであり‥。


そう、雪男は非常に努力家で優秀で、若くして祓魔塾の講師に就任し各方面から称賛されている。

でも自分が本当に欲しいものはみんなみんな、兄の燐が手にしてしまうのです。友達も、義父の愛も、しえみも。

めだかボックスでいうなら、雪男が持つのは「非主人公スキル」。
あれこれ優秀で上からはチヤホヤされるのに、主人公が手にする「努力友情勝利」また「運よく力を授かる」とか「ヒロインとケンカしながら仲良くなる」とか「戦闘中に強くなる」などの能力を持たない。むしろその運命から嫌われてる。

もしこのスキルがめだボに存在したら、最強の武器として扱われてめだかを苦しめたかもしれない。そのぐらい雪男の立場は報われないのです。


その上でさらに藤堂は「君、お兄さんが嫌いだろう」と雪男の心に入り込もうとします。
そして窮地に陥ったとき‥


正直やっぱりな、と思いました。こんな立場を用意させられ、雪男はそのレールの上にいるだけかもしれないです。


さらに「やりきれねえ」と思ったのがこの巻の最後の最後です。
不浄王に苦戦していた燐の目の前に「ある存在」が登場。
燐にはこういうのがついてくるのです。
雪男の事を考えると、燐が腹立たしい。


次の巻で京都編は終了するでしょうが、この後取り返しのつかない展開が待っているのでしょう。
ずっとずっと長い闘いが予想されます。


にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村