ひよ恋 7 (りぼんマスコットコミックス)/雪丸 もえ
¥420
Amazon.co.jp



「広瀬くんに似合う人になりたかったの」


ひよ恋7巻
雪丸もえ・りぼんマスコットコミックス
(りぼん掲載)


★あらすじ★
西山ひより140センチ。極度の引っ込み思案でしたが、190センチの男子・結心との出会いがひよりの生活を一転させます。
もじもじよちよち紆余曲折の末、ひよりと結心は付き合うことに。

文化祭が始まります。ひよりはくじ引きで実行委員に。しかももう一人は仁戸部コウ。行事に関心のないコウをやる気にさせるため張り切るひよりだが‥?!

りぼんにようやく現れた正統派ピュアラブストーリー。


☆☆☆

なかなかうまくいかなかったひよりと結心、ついに両想い。
しかしこれからライバルが何人出てくるのかなー‥両想いになっちゃうと「恋愛インフレバトル」になってガッカリするんだよなーと思っていましたが、ちょっと意外な展開になりました。


ぶっちゃけ先に言ってしまうと、「結心超情けない」といったとこでしょうか。


文化祭実行委員になってしまったひよりですが、結心に釣り合う女の子になりたい‥と張り切ります。
なにかあればすぐに泣いてしまうあのひよりはどこに行ったのか?というぐらいポジティブです。「恋の力」ってやつはすごいなと思いながら微笑ましく見守りました。


ところが実行委員の相方は仁戸部コウ。皮肉屋であり、学校行事などを嫌っています。
ひよりはコウのことが何となくわかる。いつもは行事などうまく参加できなかったから。
「コウくんにも楽しんでもらいたい」。ひよりはコウにあれこれと働きかけます。そして彼の顔色をうかがっては一喜一憂。結心にも相談したりします。

コウは学校行事などのノリが嫌いですが、ひよりの事を特別に感じています。彼女の頑張りに押され、委員の仕事をこなしていきます。元々やればできる子ですしね。

そんなわけでひよりのクラスは「お化け屋敷カフェ」の準備で一つにまとまっていくのです。


ですがその中で面白くない人間が一人。その名は広瀬結心。
ひよりがコウの事ばかり話すのがひっかかるのです。「背の高い結心より仁戸部の方がひよりんに釣り合う」という声にも敏感になってしまう。

だんだんと結心はひよりに対し「オレらは正反対だからな」等イヤミに近い事を言いはじめます。


かなり驚きました。もちろん少女漫画の男の子が全員「王子様であれ」とは言いませんが、最初の頃の結心は結構王子様キャラだったよな?と首を傾げてしまったんです。
しかも遠回しな言葉でひよりをチクチク刺すなんて陰湿だなと。

妃にすらピンとこなかった結心にとって初めてできた彼女。
その彼女が他の男子のことばっかり話していたらたしかに不愉快でしょう。
そして今まで女の子の事で悩んだことないから、醜くて汚い感情が止まらなかった。

結心はその気持ちが「ヤキモチ」と気づいて恥ずかしくなり、すぐにひよりに謝ります。
そしてギクシャクした二人の仲は元通りになるわけですが、これから二人はどうなるのでしょうか。

結心の彼女になり上を向きはじめたひよりに対し、大事なモノができて「モヤモヤする感情」と向き合う事になった結心。
二人の立場は今までと逆、といえます。

結心がもう少し大きく構えられる人間だと思っていたので意外な反面、面白い方向に話が転がりそうです。
あとひよりはどんどん輝いてほしい!


そして、ひよりばかり見ているコウとコウから目を離すことができなくなったりっちゃん。

前巻の番外編でりっちゃんはひよりを中心に回っている感じがしたのですが、お弁当の件といい心配なコですね。
恋に関しても鈍いようなので、今回のブラック結心よりブラックになる可能性があります。

あと、コウがいろいろおいしかったです(笑)。


にほんブログ村 漫画ブログ 少女漫画へ
にほんブログ村