- 恋と軍艦(2) (講談社コミックスなかよし)/西 炯子
- ¥440
- Amazon.co.jp
恋と軍艦2巻
西炯子・なかよしKC
(なかよし掲載)
★あらすじ★
遠藤香菜、13歳。おばあちゃんと田舎の町で暮らしている夢見がちな中学生です。
香菜には片思いの人がいます。若くて優しい町長さん。歳は親子程も離れているけど、いつか恋人になる!と決めていました。
ところが町長さんは怪しいおじさん・入市アレクサンドルという漫画家の家に入り浸っているみたい。
香菜はクラスメイトの篠原さんと共に二人の家へ行くようになります。
小舟町でお祭りが始まります。どんな浴衣を着ていこうかと楽しみにしている香菜ですが、町長さんは何か町の人とモメているみたい…?
「娚の一生」で大ブレイクした西先生がなかよしで放つ、少し大人の恋。
☆☆☆
二巻が発売されました。と同時にサイン会も開催されまして、場所も近いし予約も取りやすかったため行ってみることにしました。
だけど「なかよし」。他にどんな人が来ているのが非常に心配しました。
ちょっと昔になりますがフクシマハルカ先生のサイン会に行ったらものの見事に自分以外子供で冷や汗をかきまして。あの時はびっくりしましたね。そういうものなのか。
3月10日土曜日、浜松町へ。うちからだと大江戸線で大門に行った方が近かったりします。
書店内はさすが浜松町といった感じでトランクを引っ張っている人が多い。機内で読みたいですもんね。
レジで予約の旨を伝え、サイン会の列に並ぶ。
あ・・・・大人ばっかりだ・・・
ホッとしました。若くて二十代、そして自分より上の方がたくさんいらしゃる。
男性もかなりいる。夫婦で来ている感じの人もいる。
というか、子供はいなかったような気が…中学生と母親という組み合わせもあったんですが、これはどっちがファンか分からない。
やっぱり西先生のファンだと客層が全然違いますね。「娚の一生」「姉の結婚」のつぐみとヨリがアラフォーですから、やはりそのぐらいの方が来るわけです。
今回のサイン会告知はなかよしにしか書いてないのですが、今はネットの時代。なかよしを買わなくてもサイン会のニュースは出ていたんですよね・・・
並んでしばらくしてから店員の声が。「西先生ご来場です。拍手お願いします!」
担当さんらしき人と共に先生がいらっしゃいました。というか、あまりにフツーに店に入ってきたので、結構驚きました。早い時間にいらしてゆっくりしているものだと思っていたので。
サイン会開始です。だんだん自分の番が近づいてくるうちに、西先生が結構話をされる方だと気づきました。
ファンの方が何も話さなくても先生の方から話しかけているようなのです。
そして自分の番です。何話していいやらなあ…と思っていましたら「きれいな名前ですね」と言われました。
(当然ながらサイン会は名前込みです)
うんまあ、これは言われなれていることですが、先生からきっかけをくれたんだろうなあと思いまして「やはりつぐみやヨリに感じが似てらっしゃいますね」と言いましたら、
「それはうれしい事と取っていいのかしら?」と言われました。
そういやそうかもしれない…つぐみはまだしも、ヨリはちょっと素っ頓狂な行動するからなあ。
でもね、先生本当になんとなく主人公たちに似ていたんですよね。おきれいだし。
書いているうちになんとなく自分も似てくるような気がする、と言ってらっしゃいましたね。
というわけでサインとお土産を貰い、握手させていただきました。とてもやらかい手でしたー!
で、お土産なんですが…ブレスレットです。
香菜ちゃんがつけそうな感じのものですよね。
買ってきたとのことですが、ラッピングはされたんだろうなあと。
先生本当にありがとうございました!!
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
さて2巻の感想です。
なかよしを毎月購読しているわけですが、毎回話は緩やかだなーと思っています。。
香菜と篠原さん、町長と入市。四人の不思議な関係は変わりません。
その中で一番変化があったとすれば、篠原さんの幼馴染松本くんの存在でしょうか。
一巻では香菜をからかっているだけの男の子だったのですが、町のお祭りを通して中学男子らしいもだもだ感を出してくれています。香菜の中で存在が急に大きくなったことでしょう。
こういうくすぐったいの大好物です。
それにしても彼は幼馴染の篠原さんには何とも思わないんですかね。あまりにも近い存在であり、しかも「かなり変わっている」からでしょうか。風呂のぞかれたりしてるしなあ・・・
そういえば「姉の結婚」のヨリも中学の頃篠原さんみたいな感じだったかも?
そしてお祭りで「町のナゾ」が動き始めます。
軍艦の形をした山車が現れるのです。町民は山車を見てざわつきます。
小舟町は戦時中、軍艦の部品工場を入れることで町民が二分し、今もそのわだかまりを引きずっているらしい…
町長さんは今の状況を打開したいのでしょうが、「どうやって」がまだまだ分かりません。
なんとなく、町長が連れてきた実業家のポドルフスキー氏が一番のキーマンだとは思うのですが。
小舟町にはとてつもない「お宝」が眠っているんじゃないかと。
むしろ、軍艦など本当にダシ…「ハリボテ」なのかも。
二巻の状態でも、まだこのお話がどこへ動こうとしているかは見えません。なかよし読者的にはどうなんだろうなと思うことは確かです。
それでも先生が「なかよしでしか描けないこと」に挑戦しているんだろうなと思っています。
最後に香菜のことをよく思っていない…というか、「チヤホヤされる妨げになるものは全部憎い」クラスメイトのアヤさんの気持ち…ちょっとわかるんだよなあ。こういう子供だったんですよ。ああ、胸が痛い…
にほんブログ村


