- ちはやふる(16) (BE LOVE KC)/末次 由紀
- ¥440
- Amazon.co.jp
「おれなんか
いちばん一生懸命じゃないほうだ
真島も机くんもかなちゃんも
綾瀬も1年も
もっと一生懸命だ!」
ちはやふる16巻
末次由紀・BLKC
(BELOVE掲載)
★あらすじ★
瑞沢高校かるた部は全国大会団体戦で念願の優勝を果たした。
そして個人戦へ。しかし千早は決勝戦で右手を負傷してしまいドクターストップがかかってしまう。
それでも出場したい千早は‥?!
アニメ絶好調!!天下無敵、体育会系かるた漫画!!
☆☆☆
ある漫画といろいろ比べてみたいなと最近考えています。
さて16巻。長かった団体戦が終わりました。二年で優勝してしまったんですよね。次の年はどうするんだろう、筑波や菫を入れた「次世代の練習」的なものになるのか。
そしていよいよ個人戦に移るわけですが、千早は山城理音との対戦で指を負傷。骨折みたいなそうでないような今のところよくわからない状態です。
それでも新と戦ってみたいためなんと「左手」で挑みます。
ホント言うとこれ、相手に失礼じゃないかな?と思ったんですよね。一回戦は明石女子の夕部さん。A級だし肉まんくんにも勝てる力の持ち主です。彼女にしてみれば「なんなんだ」と思いますよ。
ただし、左手は右手とは勝手が違う。札が突然全くとれなくなります。
これは千早の「ハンデ戦」というより左利きの選手がどう戦っているかを表現しているのかなと思います(その解決法もしかり)。
個人戦では一年生も含め部員達がそれぞれの級で試合に入ります。菫ちゃんも勝ててよかった。
その中で自分は肉まんくんの戦いに注目しました。
太一より強いのにビジュアルが災いして(笑)その戦いっぷりがイマイチわからない肉まんくん。
富士崎のキツネ目の人に勝てたものの、次は新と当たってしまうのです。
「A級」といってもいろいろ区分があるらしいですね。特に新は別格。圧倒的な強さです。
肉まんくんは戦いながらかるた会の師匠の事を思い出します。
師匠は「お前は『感じ』じゃなく『読み』でいけ 経験があるからできる」と言っている。
そんなわけで15巻を読み返すと肉まんくんが結構策士だと気づきました‥もしかして、皆さんはもうわかりきってましたか‥オイラだけか‥
千早のように「感じ」は鋭くないし、太一のように「記憶力」がずば抜けているわけじゃない。だけど肉まんくん‥西田優征には「経験に基づく戦略」がある。小学生から、それこそ新と同じ年くらいからかるたの場数を踏んでいるのです。
これからもっと肉まんくんの戦いを見たいものです。
そして千早は三回戦で若宮志暢と当たります。去年は大差で負け、今年は怪我。去年と比べたら経験を積みかなり強くなっているはずだったのですけれど(しかし逢坂恵夢に負けているのでまだまだか)。
今回は勝負がどうこうではなかったんですよね。千早は手加減しないで、と志暢に言います。
志暢にとって「本気」を見せるというのは、ただ孤立するだけの事だった。
だけど千早は強すぎる彼女が好きなのです。志暢に追い縋ろうとしている。
今年の大会は千早たちよりも志暢に影響を与えたといっていいかもしれません。
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