ミリオンの○×△□(4) (ガンガンコミックス)/金田一 蓮十郎
¥440
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「赤の他人を囮に使ってたら
じゃあギルドに報告しよう で
終わった話だ
違う?」


ミリオンの○×△□(スペル)4巻
金田一蓮十郎・ガンガンコミックス
(ガンガン掲載)


★あらすじ★
ちょっとヒエラルキー的に低い中学2年生、結城さがん。祖父が遺した奇妙な本を開けたら生き物が飛び出した。ミリオンという名前をつける。
ミリオンのおかげで魔法を使えるようになったさがんだが、幼なじみのマフィンちゃんをうっかり「生き人形」にしてしまったため魔法学校で修行するハメになる。マジで生命がかかっているのでパニックの連続!!

さがんの街で起こる若い女性の連続失踪事件。物騒だなとしか思っていなかったさがんだが、魔法学校の同級生シンとのぞみが現れ捜査すると言い出し‥?!

「ハレグゥ」でおなじみ金田一先生の「ふんわり」大冒険!!‥ってふんわりじゃねーよ!!


☆☆☆

「ガンガン」は本来「幼年漫画誌」に区分されますが、ハガレンなどがあったわけで実に多彩な雑誌です。しかもこの漫画は外身のかわいらしさにつられて買うと痛い目にあいます。

同先生の「ライアー×ライアー」がこのマンにランキングされました。これからこちらも注目されるといいですねぇ‥


さて4巻は前々からさがんの近所で発生していた失踪事件について。さがんからすれば「ニュースの出来事」でしかなかったのですが、本来こちらの世界で接触してはならない魔法学校の同級生が現れ、他人事ではなくなります。

事件の犯人は魔導師の可能性があり、その場合はギルドへの報告義務があるのです。
それを確かめるためさがんは自分の姉を囮に使いますが、まんまとさらわれてしまいます。


さがんはシンたちから「だから囮は赤の他人にしとけばよかったのに」と言われます。
彼等からすればこれは「義務」であり「仕事」。自分の度を越えることは周りに迷惑をかけることになります。なにしろまだ学生ですから。

でもさがんは全く関係のない他人を魔法で操るなんてできない。マフィンちゃんを生き人形にしたからこそです。
‥では自分の肉親はどうか?
やっぱりさがんは甘い。

そして冒頭のセリフ。なんとも答えの出ない話ですね。もし囮が赤の他人だったらさがんも割り切れたかもしれません。
「ニュースの事件」は自分と関係なければ実はどうでもいいこと‥私たちもいつもそうやってテレビを見ています。


ところがさがんの「甘さ」が思わぬ方向へ。ギルドに任せるどころではなくなってしまったのです。

なんとなくこの事件も後ろに何かあるような気がするし、ミリオンと無関係ではないでしょう。なにが「あと少し(3巻)」なんだか‥もう怖い。それから新(?)キャラ、ここで終わり?それはもったいない‥


あと前々からずーっと考えているんですが、バルトって本当に男の子なんですかね。
こちらの世界でもマント姿ですし。
今までさがんが勝手に「敵視」していたためあまり接することはなかったのですが、例えばお風呂の時とかいなかったわけで。あと今回ハシゴのこともある。

とってもいい奴、とわかっちゃった上に女の子だったら結構大変だよな~と思っています。
でもバルトの「いい奴」っぷりは必ずしもさがんの助けになってないですけども。


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