- 青の祓魔師 7 (ジャンプコミックス)/加藤 和恵
- ¥460
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「不浄王は人に不健全を齎す癌や
私の代で断ち
決して次へは継がせへん!」
青の祓魔師(エクソシスト)7巻
加藤和恵・ジャンプコミックス
(ジャンプSQ掲載)
★あらすじ★
奥村燐・15歳。雪男とは双子だが、燐だけが魔王(サタン)の落胤でありその力を継いでいる。
その宿命を背負いながら「祓魔師になる」と決意し、養成塾のある正十字学園に入学する。
燐と塾生たちは任務で京都へ向かう。そこは勝呂たちの故郷でもあった。
勝呂の親族は「不浄王の右目」を守る役目を持っていたが、勝呂の父である大僧正が放蕩三昧で多くの者が不安を抱いていた。そこに藤堂がつけこみ、不浄王が復活してしまう‥?!
アニメ放映中!ずば抜けた筆致で繰り広げられる学園ファンタジー。
☆☆☆
同級生のエロい人・志摩廉造はんにゾッコンのミバリですこんにちは!だけど今回は「かっこいいのはこういうことだ!!」とガッツリ思い知らされました。
何と言うか、泣けました。
実際読んで確かめてほしいし、すでに多くの人が読んでいるのであえてくわしくは書きませんが‥
勝呂の父・達磨がマジですごかった。
京都を遊び歩き、僧正としての仕事をしないダメな父親として描かれていた達磨ですが、どうして彼が何もしていなかったのか、何故下の者に疑いを抱かせるようなマネをしていたのか‥ようやく解明されます。
この「契約」はいかにも坊さんらしい試練だったのかもしれないなと思います。本来の人格すら捨てて、「契約」を守りきったわけです。
息子の勝呂もそれを初めて知ることになり父親の存在を再確認するわけですが‥
ところで、燐の養父である藤本神父も普段はテキトーな事を言ってごまかすクソオヤジとして描かれています。
ですが藤本神父はそれなりのルックスを持つ「程よく枯れたオヤジ」であり、絞めるところはキザに絞める非常に魅力的なキャラクターです。初回で命を落としたにも関わらず、今も存在感バリバリ。
一方勝呂達磨は酒臭いわ太っているわで、「でも人はよさそう」ぐらいにしか感じないキャラクターです。
たしかに漫画では「一見カッコ悪いオヤジがキメる」イベントはいくらでもある。
ですが‥達磨がカモフラージュを解いても「真っすぐすぎでがむしゃら、しかもとっさの判断が下手」という非常に人間くさい部分が見え隠れするのです。
自分はそこに‥グッと来ました。この漫画には燐という「あまりにヒーローすぎるヒーロー」がいて、たまにテンプレなヒーロー話になることもあるので、達磨の存在がやたらに際立ったなと思います。
そして「父を知った」息子はどうするのか?勝呂はわかりにくい思考回路を持ち、でもヒーローになれる器です。
彼の活躍次第でこの漫画はさらに面白くなるんだろうと思いました。
最後にもう一人いる「オッサン」について。
老けてから花が咲く人もいるんだなーと‥思いました。
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