‥ってタイトルの新書が出そうだなと思った昨日の夜。


地デジになりチャンネルが増えたにも関わらず、番組予算が組めなくてテレビショッピングばかり流れるようになったテレビ。ナントカ流よりテレビショッピングの方がよっぽど多いです。

そんな折、某有名芸能人がなんやかんやで引退しました。
現在一番テレビに出ていた人なんじゃないかと思う。だからこの人がいなくなったらラテ欄のあちこちに穴があくわけだ。ものすごい損失。
何故そのリスクをあの事務所は負ったのだろうか。彼をいけにえにしないとヤバイくらい、事務所自体がアレなのか。


かといって、彼に成り代わるような存在がいるか?といえば違う。

彼と、その上にいる三大大御所が若手をいいように扱い育てなかったツケだと思います。私には「爆笑問題」すら若手に見える。「ダウンタウン」だってベテランとは呼べないでしょ?
しかも彼は私の大好きな三人組を潰すような行為もしたのだ。あれだけは今も許せない。


でも‥某鑑定番組がめちゃめちゃ飛ばしていた頃、バラエティを見ながら「そういえばこの人の番組ばっかり見てるな」と思っていたし嫌いじゃなかった。
その時は単に「司会」だったからなんだと思う。


しかし、あのクイズ番組の異常な盛り上がり方を見てとても嫌になった。
番組で歌作ってヒットを飛ばしたりグループを作るのは昔からあったことなのでどうでもいい。

あのクイズ番組の根本的な部分が非常にイヤだった。

私が子供の頃から、不良であることや学校でテキトウにしているのがカッコイイという風潮があった。ずっと疑問だったけれど今もその状態はなんら変わってない。

だから基本的な事もわからないいわゆる「おバカ」を集めてもてはやすのが許せなかった。おバカたちはおバカを装っていたかもしれないが、頭が悪いことが人気につながるなら、勉強なんか無駄じゃないかと言われてるみたいに感じてしまう(勉強なんかするな、それより大事なものがあると訴えかける日本のドラマやバラエティは有害だと、和田秀樹氏はいつも言ってる)。
実際ファンに尋ねてみると「がんばってるから」「やさしいから」って答えが返ってきて、タレントたちの本質については誰も語らなかった。


あの頃からヤンキーの素人があちこちにテレビに出るようになった。日本はヤンキーだらけなのかなと錯覚するような作りの番組も出てきてる。
ヤンキーと元ヤンは一見怖いけど人情に厚くいい人である‥みたいにテレビは伝える。でもいろいろやってきた事はたしかなのだ。大なり小なり被害者がいる(一番小さい単位は家族)。それを「今はいい人」で片付けてほしくない。

それを作り上げてきた元ヤンの「彼」はなにより「情け」をテレビから訴えかける人だった。
知性より情けなのだ。「おとしまえをつける」とか「後輩に示しがつかない」とか、昨日の会見もまさにそんな感じだった(あの三人組とモメたのも挨拶がないという「情」の問題からだ)。

だが、あの会見が真実であるならまさに彼は情けで足元を掬われたことになる。



テレビがコストやコンプライアンスでがんじがらめになり、今は「情」だけで番組が作られていた。そして彼がいなくなり、「情」でも視聴者を集められなくなるだろう。彼が「情」を薄っぺらいものにしちゃったから。誰彼を島流しにしたりマラソンさせたって、もうダメ。


今現在うちはケーブルの恩恵でデジタル放送をアナログ変換して見ています。しかしこれは単なる移行措置で、三年ぐらいしたら終わります。

あと十年でテレビはなくなるかな、と思ってましたが‥自分はアナログ変換が終わる頃にはダメかもと思いました。

でも、意外な展開だったと思います。

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