- オトメン(乙男) 13 (花とゆめCOMICS)/菅野文

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「私は-
こうやって‥まっすぐにぶつかることしかできません
自分そのままで-」
オトメン13巻
菅野文・花とゆめコミックス
(別冊花とゆめ掲載)
★あらすじ★
「男は男らしく、女は女らしく!!」
父親に「女になりたい」と逃げられ、正宗飛鳥の母親は飛鳥に男らしさを強要している。しかし飛鳥は「オトメン」!!外側は男らしく振る舞っているが、乙女ちっくなものと乙女男子に囲まれ学校生活を送っている。
桜銅高校の柔道部主将を怪我させてしまったりょう。男前すぎるりょうは男に変装して柔道部の練習を指導することに。
しかし「何か隠している」と気づいた飛鳥は‥?!
大人気乙女系男子漫画、充実の13巻。
☆☆☆
かわいいものや乙女ちっくなものが大好き、家事も得意で気配り満点、主人公の政宗飛鳥は「日本一嫁にしたい」男子。
オトメンで悩んでいる男性に「そのままでいい」と手を差し延べる軽妙なコメディです。
白泉社の漫画はキャラが自分についてズルズル悩みますが、「オトメン」はあっけらかんと解決していくから好きです。
そして飛鳥の恋人である都塚りょうのハンパない男らしさが大好き。
カッコイイ女の子ですが、かといって性格が粗雑でない。ただし、家事や女の子的な行為一切は壊滅的すぎてもはや芸術。
なのでりょうがメインを張っているこの13巻は自分的にすごく満足しました。12巻は殆ど出ていなかったため、ひとしお。
りょうはヒロインではありますが、「りょうになりたい」と思うキャラではありません。むしろ「彼氏にしたい」と思うんじゃないかと。
女の子のいやらしい面がなく、礼節を重んじた気遣いができる。単に「男装してる女の子」とも違うんですよね。
あと一番魅力的なのはポジティブさでしょうね。
しかし、そんなりょうだからこそ「見えない」ものがある。今回の柔道部の話は彼女にそれを気づかせるイベントだった。
今までまっすぐ生きてきたから皆に好かれ、立ち止まる必要がなかったりょう。
しかし飛鳥が現れ、彼女にとって「守るもの」ができた(笑)。飛鳥が柔道部の件で戸惑っているのに気づき、内省するわけです。
漢は嫁の事も受け止める度量が必要なのですから。
しかししかし、ここはやはり男前なりょうらしい切り開き方をするんですよね!
やっぱりりょうちゃんはこうでなくては!と思いました。
飛鳥のお父さんが判明しラストも近いのかと思っていましたがまさかの面白い展開でした。ただ、バレンタインの話がラストへの準備に向かってるかなとは思います。いずれ橘ジュエルの正体はバレるでしょうし、多武峰の動きも心配です。
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