海月姫(1) (講談社コミックスキス)/東村 アキコ



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妹が貸してくれたので読んでみました。


海月姫1~7巻
東村アキコ・講談社コミックKiss
(Kiss掲載)


★あらすじ★
倉下月海18歳、イラストレーターを目指して上京したはいいものの、オタク女子「尼~ず」が集う天水館で何もせず暮らしている。
ところが天水館が都市計画で壊されることになり、行き場のない尼~ずはあわてふためく。月海とひょんなことで知り合った総理大臣の甥っ子・鯉淵龍之介が「このままじゃダメだろ!」と尼~ずを奮い立たせる?!
ニートだらけの尼~ずに何ができるのか?

アニメ化もされた大人気レディース漫画。


☆☆☆

ぶっちゃけこのテの「一般女性向け漫画」が苦手です。リアルなようで全くリアルじゃない感じとか。
だから人気だろうが今まで手をつけなかったんですよね。
あとなんとなくこの作者に抵抗がありまして。ちょっとエッセイ漫画読んでひいたことがあるんです(それからエッセイ漫画というジャンル自体に疑問がある)。


でも人間関係が苦手でおしゃれ人間を目の前にすると怯むオタク女子が逆境から自分を開拓しものすごい力で走り出す展開は目を引きすごく面白い。作者のクラゲ好きがはんぱない。

特に主人公月海がスイッチ入るあたりは好きですね。

あと、三国志オタクのまややさんが画期的なキャラだなと感じました。
男性のオタクなキャラが空気を読まず奇声を発して暴れ回るのはよく見るんですが、女性をあそこまで動かすかと。
男性の「オタク漫画」はあっても女性が書く「オタク漫画」は‥あったとしてもオタク女子をきれいめに書いてしまいがちですから。たしかにいるんだよね、まややさんみたいな人。みんな見て見ぬフリしてるよね、一度通った道だから直視すんの嫌なんだろうな。


しかしまややさんほどでもないスペックの月海が何かあるたびにすぐ逃げ出したり、龍之介が自分の気持ちに気づこうとしないために話がいっこうに進まないなあと感じたりもしました。

まややさんとジジさんに何かしらの幸あれと思っております。中身はいっこうにブレてませんが(それはすごくいい)。

で、一番肝心なことなんですが‥この漫画のキャラはみんなオタクなのにどう読んでも「おしゃれ漫画」なんですよね。カバーかけないで読んでも恥ずかしくない分類の漫画。
本人たちがこの単行本を手にとったら石化するのでは?(笑)

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