- 信長協奏曲 5 (ゲッサン少年サンデーコミックス)/石井 あゆみ
- ¥460
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「‥‥まあ、もう高校生じゃないですけど‥」
信長協奏曲(コンチェルト)5巻
石井あゆみ・ゲッサン少年サンデーコミックス
(ゲッサン掲載)
★あらすじ★
歴史が超苦手な現代の高校生サブローがふとした事で戦国時代の尾張にタイムトリップ?!
いきなり出会ったのはサブローに瓜二つの織田信長。しかし本物の信長は病弱で、サブローに身替わりを託した。
わけもわからぬままサブローは「信長」として生きることになる!
越前の朝倉家を討ちに出陣したサブローたちだが、お市が嫁いだ浅井家が突如として裏切った。挟み打ちにあった織田軍は、敗走することに‥!!
現代の若者が戦国時代で活躍、新感覚歴史絵巻。
☆☆☆
ゲッサンを引っ張る看板作品です。
サブローは日本史に興味のないイマドキの若者でした。そんなサブローが戦国時代にタイムトリップしてしまい、しかも信長にそっくり。家臣は信長だと思い込み、サブローのユルい行動を「うつけ」と思い込みつつ従います。
ところがサブローは現代っ子の感覚で動くため、「うつけだが大物」と思われ慕われます。尾張の国は勢力、経済力共に豊かになります。
擁立されたにも関わらず足利義昭が方々に信長を討てと文を送っているようです。
そしてそれは小谷の浅井家にも。お市を愛している長政は、苦渋の選択を強いられます。
お市はお市で茶々が生まれたりしていますが、気の強い彼女は一つの手に出ます。
挟み打ちだと分かった途端応戦しようとせずさっさと退却するサブロー。5巻はこの敗走がメインです。
今までトントン話が進んでいましたが、時間はこれからゆっくり流れるのでしょう。何しろ50歳で討たれる信長、現在30代です。
そしてまた、興味深い人物が現れました。前の将軍を討った松永久秀です。
荒くれ者で変わり者らしい‥と出会って見たところ、彼の背中には刺青が。そう、彼も現代人です。しかもそのスジの人。
斎藤道三も現代人でしたが、他にもいるとは思っていませんでした。しかし松永も歴史を勉強していないので秀吉や光秀の名前にピンとこないようです。
道三は未来を知っていたでしょうが、それらに出会う前に死んでしまった。分かっていてもサブローには話さないほうがいいと思ったのでしょうね。
戦国時代は農民と武士があいまいで、身元不明でも力さえあればのし上がることができます。まだこの先いくらでも現代人が武士に成り代わりサブローの前に現れそうです。
しかし、みな「平成」からやってきている。歴史に詳しくなかったりあえて語らなかったり。
何かの因果関係を疑ってしまうのですが、ない方がいいと自分は思ってしまうのです。
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