曇天・プリズム・ソーラーカー 2 (ジャンプコミックス)/村田 雄介
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曇天プリズムソーラーカー2巻
村田雄介・太田垣康男
(ジャンプSQ掲載)


★あらすじ★
金田翔太は小さい時交通事故にあい父親を亡くした。叔父の経営する工場で働きながら大学へ行こうと夜もアルバイト、倉庫を借りて厳しい生活を送っていた。
ところが突然、大学のソーラーカープロジェクトを手伝うハメに。ぬるま湯感覚の学生達とぶつかる翔太だったが、教授の計らいでだんだんと翔太の夢が開きはじめる。

しかし潤子の父親が翔太の父を死なせてしまったと知り‥?!

「アイシールド21」の圧倒的な画力でジャンプ読者を魅了した村田雄介の新作。


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いやー‥何と言えばいいのやら、わざわざ感想を書くべきかどうかも悩んでしまいました。

まず、とにかく村田先生は素晴らしいとだけ言わせていただきます!これは揺るぎません。


問題はこの連載を企画して打ち切りに追いやった編集部なのでしょうか。
ビジネスジャンプとスーパージャンプが合併することになったわけですが、本当に‥集英社のこのテの漫画(オトナ向けヒューマンドラマ)はダメだなあと感じてしまいました。何のために原作者を呼んでるんだ。

1巻の感想でも書きましたが、「ソーラーカー」がメインの話なのに終始人間関係ばっかり描写されていてソーラーカーの仕組みが最後の最後まで分からなかったのです。
さっぱり。


ソーラーカーというシロモノは漫画で説明しなくても万人が分かっているものだと思っていたんでしょうか?
運転席はどうなってるの?最高時速は?耐久レースの場合、どのくらいの速度で走るものなの?強度は?軽量化は?

さらにどう工夫したらよりよいソーラーカーができるのかとか、コーナリングも影響してくるのかとか、知りたいことはいくらでもありました。


だからレースが始まってもライバルが出てきてもボンヤリしていました。サスペンションが壊れた時に他のチームから部品を貰うイベントがあり、マイナースポーツを愛する人間同士は助け合いたいという流れになりまして、ここはよかったのですが。
もしかするとこの漫画は「ちはやふる」系の事をしたかったのかな、と思いました。
だとしたら連載の組み立てをしっかりやってほしかったです。翔太の境遇は父親の交通事故がなくても設定できたと思うので。

あと、倉庫で火事を起こした時その責任を先輩の松っちゃんが被ってくれましたが、結局工場側の翔太や松っちゃんが痛い目に遭っただけで、学生達は何にも背負わなかったですよね。
この辺もしっくりいかなかったです。

村田先生はこの連載で何か掴めたのでしょうか?レースの描写は流石でした。自分で現場取材もかなりしたでしょうし、もう一人でリアル系の漫画が描けるのではないかと思っています。とにかく次の作品を期待しています。

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