- わたしに××しなさい!(6) (講談社コミックスなかよし)/遠山 えま

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「‥きみさ
いろんなことにニブすぎるんじゃない?」
わたしに××しなさい!6巻
遠山えま・なかよしKC
(なかよし掲載)
★あらすじ★
氷室雪菜、学校では「絶対零度の雪女」とよばれ恐れられている。理由は鋭すぎる目付き!
しかし人間大好き観察大好き、その特技が携帯小説家「ユピナ」として大人気に。だが彼女の小説には恋愛(ラブ)が存在しない。恋したことがないのだ。
そこで学校の人気者・北見時雨の弱みを握り、恋人がすることをやれと命令する。時雨はムカつきながらも恋愛に対してイノセントな雪菜にだんだん惹かれ‥
雪菜のいとこ・霜月晶や時雨の幼なじみ・水野マミもそれぞれの相手に対し動き出している。
「マミは大切な存在」と時雨に言われた雪菜。時雨は単に「恋愛ごっこ」の関係なのに、心が痛くなり‥?!
なかよしを牽引する大人気漫画6巻。
☆☆☆
他誌でもバリバリ活躍中の遠山さん。編集部も「なかよし以外の読者」がコミックスを買ってくれると見ており、非常に押してますね。なかよしのサイン会で「整理券」が必要だなんて、前代未聞かも知れません。
幼年漫画全体から見てもレベル高いのは確かです。今回増刊の連載「かみかみかえし」の単行本も発売されました。仕事しすぎで心配です。
雪菜は大人気携帯小説家で、ランキングが下がると慌てるくらいのめり込んでいます。頭の中は「小説>>>>>恋愛」です。時雨を脅して恋愛ごっこしていますが、本当は恋愛に興味がない。だけど時雨にドキドキするので悩んでいます。
頭はいいのにすっとぼけている雪菜のキャラは非常に面白い。真面目にアホな事をいうことがありますから。
しかし一方で時雨も非常に「鈍感」なのです。雪菜以外に冷静な晶は、雪菜の熱に気づかなかった時雨に冒頭の言葉を投げつけます。
時雨はマミの気持ちにも全く気づいてません。彼はマミを「大切な存在」とは言いますが、恋愛のカテゴリには入れてなかった。マミは時雨をそう見ていたけど、気づいてもらえず辛い想いをしています。
時雨とマミは小さい頃「ある約束」をしています。それを破れないため、マミは想いを伝えられずにいる。
しかし時雨も重々わかっているというか‥学校の女子と遊びまくっていたあたりからして、約束を「守っている」というよりは約束で「感情が鈍くなってしまった」みたい。
多分雪菜が現れるまで、時雨は恋愛をしたことがなかったのでしょう。ただ「恋愛慣れしてる」風にみえるだけで。
だから雪菜にムカついて反抗したり、晶にライバル心を燃やすのも、コロコロコミックスにあるような「バトルで一番になりたい」「ライバルに負けたくない」小学生レベルの心理から来るんだと思っています。
時雨も雪菜も、マジでどっちもどっち。雪菜は面白いキャラクターだからいいですが、ガキの時雨がこのまま雪菜を掻っ攫っていいものか‥?
ところが6巻の最後でようやく時雨が動きました。これが成功すればガキ卒業です。
一方でマミと晶の関係もほほえましくなってきました。晶が振り回されてる(笑)。四人がうまく収まったらこの漫画は完結でしょうか?
少女漫画ランキング- かみかみかえし(1) (講談社コミックスなかよし)/遠山 えま

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- わたしに××しなさい!(6) (講談社コミックスなかよし)/遠山 えま
