振り向くな君は 1 (週刊少年マガジンKC) (コミックス) / 安田剛士
¥440
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「今日が晴れてよかった
僕の夢が叶う日だ」


振り向くな君は1巻
安田剛士・マガジンKC
(週刊少年マガジン掲載)


★あらすじ★
誰よりもサッカーが好きな少年、成神蹴治。しかし彼は中学まで一切サッカーをさせてもらえなかった。ぜんそく持ちで姉の夏から運動をするなときつく言われていたからだ。
しかし高校入学する直前、蹴治は運命的な出会いを果たす。北海道からやって来た犬童かおる。今は亡き蹴治の父が彼を呼び寄せたのだと言う‥
蹴治はいてもたってもいられず、姉の制止を振りきってフィールドに飛び出す!!

「OVERDRIVE」の安田先生が描く、青春モヤモヤサッカー漫画!!


☆☆☆

マガジンをちらりと読んだところ安田先生の新連載が始まっていました。オバドラ好きだったんで、ちょっと見てみたら‥「え?この子が主人公?」と思ったんです。

小さい主人公ならいくらでもいます。その小ささを生かしてプレーするわけですから。しかしこの漫画の主人公は造形も中身も違う。
画像を見ればわかると思いますが、このアタマは脇役ですよね。それから、ぜんそく持ちとくる。バッテリー(あさのあつこ)の青波みたいなコです。

むしろ犬童かおるが主人公らしい容姿や性格をしています。つかみどこがないけどやるときはやるみたいな主人公は少年漫画の王道です。

考えてみるとオバドラも大和を主人公としてやっていくはずだった。どうも安田先生は主人公らしくない主人公を作ります。

ですがそれだけで自分は気になってコミックスを買ってしまったんです。そして結果は大当りでした。
少女漫画の王道彼氏キャラもアレですが、少年漫画の王道主人公も飽きているんですよこっちは。


蹴治は素直で謙虚、サッカーができるだけでうれしいという気持ちを大事にしてくれます。
だけど実は‥みたいな、その片鱗を見せる瞬間にグッとくるんです。
やっぱり男の子だよね!ってやつを。


そしてマガジンならではの「童貞力」。

マガジンのキャラは大概が童貞であり、しかも童貞を恥じており早く脱出したいらしい。ジャンプもサンデーも非童貞なキャラはいないと思いますが、女の子に興味ないんですよね。
マガジン特有のこの「モテたい」「脱出したい」パワーは、スポーツやケンカの原動力になります。はじめの一歩からずーっとこのスタイルを貫いてますが、童貞ならではの悲喜こもごもは読んでいて面白い。
蹴治と鳥居が走り出す瞬間や、その後鳥居(ほけしにの安田貢広に近い)がやらかすあたり安田先生らしく、バカバカしくて爽やかに感じます。
オバドラもチャリシーンはすごい真剣なのに、ミコトと大和が二人きりになるとアホな事始めますからね。


さて入学した桜木高校ですがなんと二年生が4人しかおらず、新入生を探さなければなりません。部活紹介パフォーマンスのおかげで集まりつつはありますが、いろいろ問題抱えたキャラが出てきそうです。

あと気になるのは蹴治がどこまでやれるのかということ。まさかキャプ翼の三杉みたいなことになりゃしないだろうなと思ったり(実は原作を読んだことがなく、三杉のイメージはアニパロコミックスの藤田わかさんのヤツだったりして、かなり歪んでます)。
それからヒロインは今のところ姉の夏だけですが‥この人本当におねーさんなんでしょうか。苗字と名前の組み合わせが悪いんですけど。「お父さん」がナゾキャラだし。
オバドラのあの子(名前忘れた)はアバ●レ寸前でそれが逆によかったので、そういうコを期待しています。


★ジャンプは女性読者がいるため童貞なんたらいってるとまずいとは思いますが、なぜサンデーは昔ながらの体育会系ド根性をやめないのでしょうか。
「ザワさん」や「ぼくらのカプトン」など上の雑誌はマガジンの性格を持ってきていますが、未だに「レギュラー争い」や「上下関係」を持ってくる。あの御大もサラッと書いているからあまり気になりませんがよく見ると部活内のヘンな大人や先輩と戦ってばっかりなんですよね。
別に全部が全部そうでなくていいんですが、一つくらい「オサレ」にやったらと考えてしまいます。チャンピオンすら体育会系をやめているので。


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