ひよ恋 4 (りぼんマスコットコミックス)/雪丸 もえ
¥420
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「あんたさ もとからアイツとそんなしゃべれてないじゃん
いつも通り 挙動不審でいればいいんじゃないの」


ひよ恋4巻
雪丸もえ・りぼんマスコットコミックス
(りぼん掲載)


★あらすじ★
12月の小さな小さな新入生、西山ひより140センチ。入学前に交通事故で全身複雑骨折しずーっと入院していました。極度の引っ込み思案でしたが、190センチの男子・結心がひよりの生活を一転させる。
ひよりたちは二年に進級。幼なじみの律花とクラスが分かれてしまう。
学年一小さい男子・仁戸部コウにイジメられたり留学生だった松島礼奈にヒヤヒヤさせられたりしますがどうにか馴染めた模様。
しかし、結心の幼なじみ富永妃がついに結心に告白をしたらしくひよりは‥?!

りぼんにようやく現れた期待の新人、正統派ピュアラブストーリー。


☆☆☆

3巻でコウや礼奈のキャラクターの面白さについて感想し、4巻もこのまんまでいいんじゃないかなと思っていましたが、3巻でナリをひそめていた妃が再登場です。

結心と妃は「幼なじみ」ですが、それ以上なのかそうでないのかひよりだけでなくこちらもさっぱりわからず「何故うやむやにしたり先延ばしにするんだろう」と思っていました。

ようやくここで一回決着がつくようです。

しかし4巻を見ている限りでは結心の至らなさが目につき、妃がかわいそうだと感じてしまいました。

これって「お前は俺がいなくても大丈夫だよ」ってイミになりませんか?
あとは「二人で一緒にいると目立つから恥ずかしい」とかね。

そうなると結心にはひよりがちょうどいいことになりますが、そんなヤツにひよりは渡したくないと思うんです。人見知りでも物事がよく分かっているコウの方がいいですよ。今回もいいこと言ってるし。

しかしコウはりっちゃんと「成り行き」で付き合っていることになってしまいます。これはこれで面白い展開なのでいいんですが、つくづくと「集英社の少女漫画だな」と感じてしまいます。
つまり、風早・上原、「スターダストウインク」の颯や日向みたいなキャラでないと主人公の相手になってはいけないんです。結心は風早に近いキャラでして、周辺の何もかもが味方になってくれる‥
4巻の中でも「結心論」という言葉が出てきますが、自分は上記のイミで使いたいと考えます。

「そうでないキャラ」が主人公とくっつくのは非常に面白い。たまーに、ごくたまに表れます。神尾先生の漫画はそうですよね。最近は「MOMO」がやってくれた。
あと槙さんの「あたしはバンビ」もそう。ですが槙さんはそれ以降集英社に沿った男子しか出さなかった上にスペックの低いキャラをイジるようになった。だから読者が離れたんだと思うんですが‥

最後にひよ恋の感想に戻りますが、やはり全体的にムリヤリ伸ばしているような気がします。展開をコンパクトにできないものでしょうか。

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