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「ならばこの力はなんのためにあるの
未来が視えても
苦しいだけ」


黎明のアルカナ6巻
藤間麗・Cheese!フラワーコミックス
(Cheese!掲載)


★あらすじ★
北にセナン、南にベルクート。小さな島に二つの国があり、いつもいさかいを起こしていた。
休戦するためセナンの第一王女ナカバはベルクートの第二王子シーザに嫁ぐ。しかし、王族のはずのナカバは血のような赤い髪をしていた。

ナカバは過去と未来が見える「刻のアルカナ」を持っていた。自分の境遇と、重く沈んだこの世界を変えるため、立ち上がる。
戦乱の引き金になりかねない武器の試用を止めるため旅立ったナカバたちだが、レミリアが死んでしまう予知をしてしまい‥?!


☆☆☆

半獣半人を奴隷として働かせ、黒髪を持つ者だけが王侯貴族として君臨している世界。
現代にも通じる深く暗い「差別」を扱った物語です。主人公のナカバは母親が駆け落ちしたために王族でありながら真っ赤な髪を持っています。嫁いだ先でも王族たちからひどい仕打ちを受けることに。

そのかわり父親の能力を受け継いだナカバは刻を見ることができる。ところがナカバはシーザの従者ベリナスの妹、レミリアが殺される予知をしてしまうのです。

何度ついて来ないように言い聞かせても、レミリアはナカバが心配ですぐついてくる。いわゆる「死亡フラグ立ちまくり」の彼女が行く先々に現れるのでこちらは「わぁやめろ来るな」とヒヤヒヤしていました。
レミリアもナカバとは違いますが「アルカナ」を持っており、女の子同士ですので友情が結ばれつつあります。
レミリアの死は運命であり変えられないのか?ナカバの問いがついにこの巻で明かされます。


‥非常に残酷な結果でした。


この事件で話はまた大きく揺らぐことになります。もしかすると、「彼女」が狂気のあまりに立ち上がるかもしれない。

また、ナカバのアルカナは特殊です。何やらとんでもないことをしでかしたことになったのでは?とも思ったのですが、そうは思っていない人物がいます。

この人が本当はアレでアレだったら、ナカバとシーザはとんでもないことになるんですが、さてどうだろう。

それにしても‥
少女漫画ですから恋愛なくして話は進められませんが、「なんかあると一人でどこかに行っちゃう主人公」は小学館ヒロインのお約束なのでしょうか?
それでいいことに転じることもありますが、あんまりによく見るパターンになってきたなと最近感じます。

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