ジャンク的漫画日記-110211_152030.jpg


「じゃ、今日からここらへんは、
岐阜県ってことで!」


信長協奏曲(コンチェルト)4巻
石井あゆみ・ゲッサン少年サンデーコミックス
(ゲッサン掲載)


★あらすじ★
歴史が超苦手な現代の高校生サブローがふとした事で戦国時代の尾張にタイムトリップ?!
いきなり出会ったのはサブローに瓜二つの織田信長。しかし本物の信長は病弱で、サブローに身替わりを託した。
わけもわからぬままサブローは「信長」として生きることになる!

美濃の稲葉山城を陥としたサブローの前に、「明智光秀」を名乗る男が現れた。実は彼こそ、本物の織田信長だった!!
光秀の力を借りて将軍を擁立しついに上洛を目指す!!

現代の若者が戦国時代で活躍、新感覚歴史絵巻。


☆☆☆

ゲッサンを引っ張る看板作品です。

サブローは日本史に興味のないイマドキの若者でした。そんなサブローが戦国時代にタイムトリップしてしまい、しかも信長にそっくり。家臣は信長だと思い込み、サブローのユルい行動を「うつけ」と思い込みつつ従います。
ところがサブローは現代っ子の感覚で動くため、「うつけだが大物」と思われ慕われます。尾張の国は勢力、経済力共に豊かになります。


4巻のメインは足利義昭をつけての上洛ですが、それよりタイヘンなのが明智光秀の存在です。

明智光秀は昔サブローに身代わりを頼んだ本物の信長。そっくりで紛らわしいため顔を隠して武将の中に入ります。朝廷に出向く際入れ替わるなど、ついに「信長協奏曲」というタイトルが意味を持ちはじめました。

ですが信長を本能寺で討つのは明智光秀です。ある出来事によりサブローが持ってきた教科書が読めなくなってしまいますが、今の光秀にサブローを討つ理由など何もありません。彼は織田家の天下とりが夢ですから。

ただ光秀と信長がそっくりなのを知っているのは本人同士の他に光秀について来た沢彦、そして足利義昭についている細川藤孝。
まだまだ光秀の顔を知っている人間はいくらでもいる。もし、秀吉が知ればすぐ利用しようと思うでしょう(本能寺の変が秀吉の策略という説もある)。


それとも、歴史が変わってしまうのでしょうか。

例えば少女漫画ですが上田倫子の「リョウ」は主人公が源義経(じつは女の子)で、現代人に毒を盛られて北条政子が死んでしまったため頼朝が妹のりょうを愛してしまい東北まで追い詰める、という流れでした。
ちょっと歴史が変わってもそのあと「修正」が加わって現代あまり変わりない歴史に戻る、なんてこともありえるわけです。


なんかすごいオビ(画像)が語るように、ほんとーに先が読めませんね。お目目ぱっちりでなんか濃い義昭がガタガタ言ってても、そこばっかり気になります。

あと、妹のおいっちゃんがこれから悲惨な目に遭うんだなあ‥と。なのに「でえとを知らぬとまずいのか?!」という落差がすごいですね。

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