「ラブは くるしくて せつないよ」
わたしに××しなさい!5巻
遠山えま・なかよしKC
(なかよし掲載)
★あらすじ★
氷室雪菜、学校では「絶対零度の雪女」とよばれ恐れられている。理由は鋭すぎる目付き!
しかし人間大好き観察大好き、その特技が携帯小説家「ユピナ」として大人気に。だが彼女の小説には恋愛(ラブ)が存在しない。恋したことがないのだ。
そこで学校の人気者・北見時雨の弱みを握り、恋人がすることをやれと命令する。時雨はムカつきながらも恋愛に対してイノセントな雪菜にだんだん惹かれ‥
しかし雪菜のいとこ・霜月晶も時雨によって刺激され、行動に出始める。
一方時雨には幼なじみの水野マミがいた。雪菜となかよくしようと振る舞っているが、雪菜は大迷惑!!
そして一週間時雨と話さない「賭け」を提案するのだが‥?
☆☆☆
なかよしの看板作品です。
絵が抜群に上手く、他誌でもバリバリ活躍中。編集部も「なかよし以外の読者」がコミックスを買ってくれると読んでおり、非常に押してますね。
幼年漫画全体から見ても一定のレベルを超えているのは確かです。
雪菜は大人気携帯小説家で、ランキングが下がると慌てるくらいのめり込んでいます。頭の中は「小説>>>>>恋愛」です。時雨を脅して恋愛ごっこしていますが、本当は恋愛に興味がない。だけど時雨にドキドキするので悩んでいます。
頭はいいのにすっとぼけている雪菜のキャラは非常に面白い。真面目にアホな事をいうことがありますから。
しかも、この5巻でようやくマミが雪菜のジャマをしてるのに気づきます。この鈍さは笑えます。
ですが、鈍いのは雪菜だけじゃないようです。
今注目すべきは水野マミです。
しかし、雪菜と時雨の仲を壊そうとしていながら、自分からは時雨に告白するとか、行動ができません。
ヤンデレというか電波ちゃんなんですが、心理的に追い詰められると発作(?)が出て時雨にハグしてもらわないと治まらない、というシーンが出てきます。
自分、なかよしの雑誌感想で血が繋がってんじゃないのかとかアホな事書いてましたが、違いますね。マミと時雨が幼なじみであることがどう「発作」に作用しているのか、と考えれば難しい話ではなさそう。(雑誌がなかよしなので発作の具体名は出てこないと思われますが)
マミの「発作」の原因がもし間接的に時雨であるなら、時雨はマミに遠慮があるだろうし、
マミはいつも「発作」のせいで時雨に迷惑をかけているため行動に移せないんだろうと思います。
一番問題なのは、時雨がマミの気持ちに全く気づいてないということでしょう。
これは雪菜と同レベルの鈍感です。
マミの苦しみにいち早く気づいたのは「彼」ですが、雪菜にはキモチワルイ割にマミには対処できる。「距離感」がある程度離れていれば彼はマトモなんでしょう。
それにしても回を追うごとに過激なシーンが増えてきました。こんなことしなくても人気取れるはずなんだけど、やっちゃったものをレベルダウンさせたらダメなんでしょうね‥
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