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「一分だけ わたしのそばにいなさい」


わたしに××しなさい!4巻
遠山えま・なかよしKC
(なかよし掲載)


★あらすじ★
氷室雪菜、学校では「絶対零度の雪女」とよばれ恐れられている。理由は鋭すぎる目付き!
しかし人間大好き観察大好き、その特技が携帯小説家「ユピナ」として大人気に。だが彼女の小説には恋愛(ラブ)が存在しない。恋したことがないのだ。
そこで学校の人気者・北見時雨の弱みを握り、恋人がすることをやれと命令する。時雨はムカつきながらも恋愛に対してイノセントな雪菜にだんだん惹かれ‥
しかし雪菜のいとこ・霜月晶も雪菜に迫って来る。

一方時雨には幼なじみの水野マミが。今まであまり学校に来ていなかったが、時雨と仲良くしている雪菜を見て‥?!


☆☆☆

しゅごキャラ!が終了したなかよしの看板作品です。
絵が抜群に上手く、他誌でもバリバリ活躍中。一体いくつ連載を重ねているんでしょうか。四コマ雑誌の表紙に出てると心配になります。


雪菜は大人気携帯小説家で、ランキングが下がると慌てるくらいのめり込んでいます。頭の中は「小説>>>>>恋愛」です。時雨を脅して恋愛ごっこしていますが、本当は恋愛に興味がない。だけど時雨にドキドキするので悩んでいます。
頭はいいのにすっとぼけている雪菜のキャラは非常に面白い。真面目にアホな事をいうことがありますから。

そして回を追うごとに「ごっこ」がエスカレートしてます。だんだん時雨にひかれつつも雪菜にとってはいまだネタ探しなので、自分としてはたいしたことないラブシーンなのですが‥そろそろリアル読者にはまずいんじゃないかってとこに来てます。本誌はちょっと戻ったかも‥


さて4巻の目玉は水野マミの宣戦布告です。ようやく雪菜に戦いを挑んできました。

ただの電波かと思ったら衝撃のウザさでした。時雨から引き離したいばっかりに「応援するよっ!」と友達宣言し、雪菜に張り付く。ここのウザい描写は素晴らしい。
雪菜の情報を掴んで何かしたかったようですが、雪菜にとっては執筆のジャマでしかない。いつもは動じない雪菜が初めて混乱します。

しかし時雨との仲は引き裂けない。何故なら、雪菜と時雨は恋愛関係ではないから。
それ以前というかジャンル外というか奇想天外というか‥「スイーツ(笑)脳」のマミには想像できない関係でしょう。

でもマミにはヒミツがあるようです。時雨が偽りの優等生を演じて誰とも関わらなかった理由もここにある。
「マミと一緒で、時雨はだれにも本気にならないもんね」
マミからは孤独のにおいがします。


ところで今更思ったんですが、雪菜が小説家でネタのために恋愛ごっこしてるのを知っているのはいとこの晶だけ。
時雨もマミも知らないんですよね。知っていたらとっくに脅してます。
たしか雪菜は小説が書籍化してます。それなりに有名作家なんですが、正体がバレることについてはどうなんだろう。
時雨の気持ちもやり切れないでしょうし。
この辺はクライマックスにとっといてるんだろうな。


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