「新・週刊フジテレビ批評(土曜の朝5時にやってるんだぜ‥)」はフジテレビの番組に対する苦情をのらりくらりかわすシュールな番組です。
ちなみに先週は「若者の再生」?みたいなドキュメンタリー番組に対し、「12月に復帰したはずの若者の部屋で放送されていたのは『ひだまりスケッチ』だった。あれは1月下旬から放送されていたはず、ヤラセじゃないのか」って苦情が‥
えっと、制作局は「演出上1月に録ったものもある」と説明しましたが‥これは「投書するほうもすごい」と思いました。
「オリンピックは日本人ばっかり映すな」などもっともな意見もあるんですが、そういうのは「前向きに善処する」で終わっちゃってそこがシュールでいいんですよね(笑)。


で、先々週のテーマが「アニメについて」でした。
実はとある方とピグで会った時に話したんですが、

皆様もご存知のとおり最近のアニメはゴールデンではほとんどやらない。朝か深夜に二分していてしかも視聴者が違う。


そして深夜アニメは視聴率が1%でも「採算がとれる」。
放送後にソフト化し、その売り上げで制作費がまかなえてしまうから。

エヴァをLD(懐かしい響き)で売ったらものっそい売れて、そこからビジネスが始まったらしいです。
エヴァは話が難解というかどうとでも取れるというか‥しかしエヴァを語りたい人は繰り返し見たい。だがビデオでは擦り切れてしまう。そしたら当時LDはうってつけですよね。

それまでは「魔法のバトン」や「ふりかけ」を売っていたが、エヴァのソフトが売れたことでアニメ業界が似たような作品を作り出し、わざと難解にして繰り返しみたくなるようにしてLD→DVDを売るようになった。ふりかけに比べたらソフトの利益は半端ない。


というわけで深夜アニメは目立ったスポンサーもないまんま放送されているのです。言われてみればアニメ原作の出版社やカードゲームの安いCMしかないですよね。
つまりアニメは「ソフト」であり、放送はただの「宣伝」なのです。


で、解説者としてアニメ雑誌の編集長が来てまして、彼は「これはアニメだけに限らず可能性があるのではないか」と切り出しました。


まあ‥今バラエティーやドラマもだいたいDVDになってますが‥持ってる人も結構いますよね。

単館上映の映画はすでにソフトでペイしているんじゃないでしょうか。


リーマンショックでテレビの制作費が削られ、最近の番組は本当に酷いことになってますが‥削るべきはひな壇のゲストじゃねぇのかと思いつつも、制作費を払ってくれるのはスポンサーです。

スポンサーの都合よく番組を作るよりは、

アニメをモデルに番組を「ソフト化」して、スポンサーを取らず採算のとれる良質なコンテンツを作ればいいじゃないかと思いました。そしたら視聴率に怯えずに済む。


すでに深夜や昼に海外・韓流ドラマが放送されてますが、あの辺は日本のドラマと比べもんにならない。特に君に届けの後やってたDc.HOUSEとかえぐくて面白過ぎました。あのレベルのエグさをプライムに下ろすと「教育に悪いざます」と言い出す馬鹿がいますが、「ではあなたは見なければ良かろう、これはソフトを売るための宣伝番組ですから、宣伝をわざわざみなくていいしあなたは自分の好きなソフトを買えばいい」と言い切ることが出来ます。

アニメだって男性向けと女性向けがありアニメ好きでも「見る見ない」がハッキリしており、でも「見ない」コンテンツにガタガタ言わない。
アニメの弱点はその「萌え」が行き過ぎてるとこですが、番組内では鼻高々に「ノイタミナ」を主張してきました。

ノイタミナはドラマ仕立てのアニメですからかなり一般向けに作られています。そしてソフトも売れている。
もやしもんの実写化はどうかなと思いましたが、これも「優良コンテンツ」を作り出そうとする制作側の努力だと思えば、やむを得ないかもと思いました。


アテ書きドラマやひな壇バラエティー、こんなものは「ソフト化」に移行すればみんな消滅してくれます。ソフトで売れないような物を作ってはいけない時代になるのです。


まあ、みんながみんなソフト化しちゃうと‥もう「電波」もあまりいらないかもって事になるんですがね‥
ま、そうしたらニュースや天気予報、スポーツ生中継などを発信してればいいんですよね~。