「親父は俺を守って死んだんだ!
臆病者じゃねぇ!!」
青の祓魔師(エクソシスト)3巻
加藤和恵・ジャンプコミックス
(ジャンプSQ掲載)
★あらすじ★
奥村燐・15歳。雪男とは双子だが、燐だけが魔王(サタン)の落胤でありその力を継いでいる。
その宿命を背負いながら「祓魔師になる」と決意した燐は養成塾のある正十字学園に入学する。
養成塾・祓魔塾で訓練生とやり合ったりしながら無事「候補生」認定試験を通過した燐だったが、任務として赴いた遊園地に何故か悪魔の「地の王」、アマイモンが‥?
☆☆☆
2巻から登場した訓練生のエロい人・志摩廉造はんにゾッコンのミバリですこんにちは(おい)。3巻ではあんまり出てこなくて少々残念‥
閑話休題。
3巻のメインは中ボスキャラと思われるアマイモンよりもその襲撃を防ぎに来てくれた「霧隠シュラ」だと思います。今まで訓練生の「山田(性別不明・顔見せない)」と名乗ってこっそり潜入してましたが、実はムチムチプリン(死語)のおねいさんでした。
胸から剣を出す等「ええなぁええなぁ」という感じではありますが、シュラは悪魔の子である燐を「排除」する任務で来てます。
しかも燐の父親藤本神父の弟子‥それ以上だったようにも読み取れます。
それから藤本神父が飼っていた使い魔のケット・シー(猫又)を燐が手なずける話がありまして、この「クロ」がめっちゃかわいくてたまりません。「かわいさ」とは外見ではなく仕草なんだなと絵を見てひしひし感じます。
しかし双子の雪男はそんな燐を眺めていますが‥同じDNAを持ちながら性格も素質も違い‥「同じ藤本神父の息子」なのにクロもしえみも燐の引力に引き付けられているのをどう感じているのでしょうか?
特にしえみちゃんとは燐より長い付き合いなのに、すっかり‥(そのかわりシュラには本音が発露し始めてんなと思ってドキドキします)
世の中に「自分はヒーロータイプだ」と思う人はどれだけいるんだろう。
イヤイヤ、別に「オレは本気出せばやれる」みたいな中二病の人の事ではありません。そんなこと思う前からヒーロー的な行動が出来る人の事です。
自分も雪男側の立場ですから、燐みたいな人の行動を指くわえて見ているだけになります。いくら努力しても秀才になっても天才に叶わない‥
でもヒーローは少年漫画的物語だから存在し、青年漫画になると雪男みたいなキャラクターがビジネスに頑張っていたりしますね。
燐から見ればいきなり教師になってる雪男こそうらやましいわけですが、雪男にはそれは見えなかったりするんだよなー‥だって「ヒーロー的」なキャラは自分の感情を言語化するのがものすごく下手だもの。下手だから食い違い勘違いすれ違いが発生して物語が出来るんだもの‥ヒーローがいなければ漫画にならない‥
青の祓魔師はそんな観点からすれば非常に少年漫画らしい漫画で、無駄なく話が進行しています。無駄がないから週刊ジャンプより読みやすい。ただ、シュラが出て来たときにいくらなんでもテンプレな話運びだと思ったのは確かです。
それでもキャラクター一人一人は好きですし次も絶対買います。もう少し周り道的な話が見たいかも。あと、雪男が悪魔として覚醒するのをじっと待ってます。
あとしえみちゃんはいくら任務とはいえ制服はNGです!!着物がかわいいから着物でいてください!!
それからクロの話の回想ですが、
なんかあやしげな人がいて気になってます。なんだろうこの人‥?!
これ、「他人の空似」で済むのか?
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