政宗飛鳥、恐ろしい子‥!!
オトメン10巻
菅野文・花とゆめコミックス
(別冊花とゆめ掲載)
★あらすじ★
「男は男らしく、女は女らしく」学園長である飛鳥の母がいとこの春日を学校に送り込み、「オトメン撲滅運動」を開始。生徒たちは翻弄され、「オトメン」たちも大困惑。しかも送り込まれた教師達も‥?!
ドラマにもなった大ブレイク漫画、ついに10巻。
☆☆☆
かわいいものや乙女ちっくなものが大好き、家事も得意で気配り満点、主人公の政宗飛鳥は「日本一嫁にしたい」男子です。
しかし「女になりたかった」と家を出ていった父親のために、母親が飛鳥や男子に「男らしさ」を押し付ける‥昔は「オトメン」が母親にバレなければよかっただけなのですが、現在春日を使って飛鳥の回りを変えようとしています。教師があの手この手で洗脳し、飛鳥が毎回トラブルを解決しているのが最近の「オトメン」です。
が、9巻の感想にも書きましたが「オトメン」のよさは一回で起承転結と笑いがあったこと。現在話の「ヤマ」になっていて、いずれ母親と対峙したら最終回なのかな?と思うのですが、ダラダラしていて好きな展開ではありません。
なんていうのかなー、
昔は飛鳥たちの「オトメン」ぶりを尊敬したりりょうちゃんの男らしさに感銘を受けるだけだったのに、
最近「男らしさ」「女らしさ」を押し付けてくる輩に飛鳥たちが「自分らしくあれば一番いい」と言い、「ジェンダー問題」に発展していて無駄に説教くさくなっているような気がするのです。
音羽と吉備野の話が立て続けになったからかなとは思うんですが。パターン的に同じなので。
もちろん性別と人格について考える必要はあるのですが、漫画は説明しなくても行動で相手に伝わるものです。そして今までの「オトメン」ではそれができていた。
早く春日の誤解を解いて学園が元に戻るのを願うのみです。毎回メインキャラ以外の様々な生徒を巻き込んでいるのがかわいそうでいただけません。
そんなわけで10巻のベストは巻末に収録されている「ガラスのオトメン」です。このぐらいくだらないノリだったじゃないかと思います。
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