ジャンク的漫画日記-Image2194.jpg

ああ‥表紙がスゲーやばいのに内容が‥


神のみぞ知るセカイ7巻
若木民喜・サンデーコミックス
(週刊少年サンデー掲載)


★あらすじ★
ギャルゲーで一万人の二次元美少女をオトしたキモオタの桂木桂馬。何故か落ちこぼれ悪魔のエルシィに勘違いされ、三次元の女の子をオトすハメに?!
女の子の心の隙間に入った「駆け魂」はそのままにしておくとその子供として転生してしまいます。悪魔たちはそれを恐れ人間に協力を求めている。
駆け魂は心のスキマを「愛」で埋めれば出てきます。
二次元相手といえど桂馬の手際は巧妙、今まで9匹の駆け魂を捕まえることができました。

今回は桂馬の幼なじみといわれる「鮎川天理」がやってくるのですが、天理が抱えていたのは駆け魂ではないようで‥?!


☆☆☆


「キモオタ」といえど外見は上級で頭脳は欲のない夜神月、といった感じの桂木桂馬がドジっ子悪魔のエルシィとタッグを組んで鮮やかに女の子をオトす爽快なラブコメとして今までものっっそくプッシュしてきた作品です!!ぶっちゃけ三次元に興味ないストイックな(?)桂馬が好きです。


しかし、さすがに7巻ともなると「短編連作」でコミックス中女の子を二人落とすリズムではマンネリ化するのか、ここまできて打ち切りもないので立場が安定して来たのか、作者もここをターニングポイントと後書きに書いてまして、ついに長編がやってきました。


が、自分的にはかなり微妙です。

マンネリといえど普通にポンポン女の子をオトして欲しいのがこちらの本音ですし、

今回のヒロイン・鮎川天理がかなりクセ者。
天理じたいは大人しいながらも一途でかわいらしく(手品はグッときた)桂馬を少なからず想っているのですが‥天理のもう一つの人格・ディアナが問題です。


ネタバレになってしまいますがディアナは物語のメイン・地獄の駆け魂集めに関わる「鍵」で、存在がやたらにデカイのです。

こんなに存在がデカイと、せっかく6巻まで楽しくタッグを組んで来たエルシィがなんなのかわからなくなります。しかも天理じたいも「幼なじみ」という最強設定。そして今回の騒動でも他のヒロインと違って記憶は失わない。

この後桂馬がいつも通り駆け魂集めするために女の子をオトしても天理&ディアナの目があると思うと‥ちょっとメンドクサイなあと思ったのです。

作者さんは後書きに「天理とディアナはハクアと同列」と書いてまして、エルシィのライバル悪魔・ハクアと同じ扱いならまあいいかと思うんですが‥ハクアはすんなり受け入れられたのにどうも今回はキツイです‥

だってこの漫画なんだかんだ正ヒロインはエルシィ、ですよね?

究極のマンネリズムを貫いて10年になる名探偵コナンはチラチラと闇の組織を見せつつ結局短編を続けている。こっちはいい加減大団円を迎えてほしいと思いますがバランスは絶妙です。

これから天理をどう使うのか心配です。(ハクアと同じリズムで使ってほしい)


一方でエルシィに成績で負け、今回だけ敵に回っている先輩悪魔のノーラがヤバイですね。後書きの解説で「盛り上がるとやってくる句読点女」と書いてあるんですが、句読点女ってつまり「君届」爽子と風早の間に水をさしちゃうジョーみたいな存在の事をいうんですよね?
こういうのがギャルゲーにもいるんですか‥なるほど。

ノーラは駆け魂狩りに手段を選ばないヤバイ悪魔らしく、しかも人間の心がわからない。行き着いた先が「桂馬を消す」となった時のイッちゃった目が危険です。
こりゃ~いつか敵の親玉が現れたとき真っ先に操られますね。

しかしそんなノーラにも桂馬のように人間の「協力者」がいます。その浅間亮、ルックスはテンプレ的な美形なのですがそれ以外がからきしで、喋るのにカンペがないとダメなアホキャラ。
これが唯一癒しというかノーラに何らかの救いを与えそうで楽しみです。つか桂馬レベルの頭脳があったらかなり邪魔でした。


そんなわけで「?」だった7巻ですが8巻はいつも通りを期待します。ちょっと本誌読んでこよう‥

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