…さて、「青空エール」を3巻続けて読み、その後の別マも合わせて読んだんだけれども、



やっぱりどうしても腑に落ちないところがあるんですこの漫画!


これからとんでもないことを書きますのでご注意ください。



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私が通っていた学校にはそれはそれは大きい吹奏楽部がありました。


進学校だったため、陸上か吹奏楽でない部はみんな弱小でして、後は帰宅部か映画鑑賞クラブに入っているかどちらかだったんですよね。で、部費は年間80万円です。県立。


部員も50人いたっけなあ。だけどたくさんいた吹部の友達から「普門館」なんて言葉は聞いたことがない。テレビのドキュメンタリーで初めてその存在を知りました。


つまり、うちの吹奏楽は水島みたいなタイプがたくさんいたけど結局は県大どまりで上には上がたくさんいたんだなって。




で、毎年10人いるかいないかの野球部の初戦を、50人で応援に行きます。「これから定演で忙しいのにさー、暑いし日焼けするし迷惑だよね」とブツクサ言っていたのも思い出します。




もちろん高校から入った初心者なんかいません。いたとしても「参加できるだけでいいから」とパーカッションにいるのがオチです。トランペットは人気の楽器なのでレギュラー争い激しかった。一音間違えると泣くという新井理恵の「ペケ」みたいな状況マジであった。


うちみたいな学校でコレなんですよ。






私が何を言いたいのかと言うと、「野球の応援したいんだったらヨソ行け」です。


吹奏楽部は学校によって本当にピンキリ。一桁しかいない学校だってある。それでも野球が強い学校がある。


そんな場所だったら初心者でもやれるんですよ。




あとは、おお振りみたいにいきなりできた野球部のために有志募って「応援団」やりゃいいじゃないか。


振りの応援団は三人吹奏楽のコが手伝いに来てますね。多分西浦の吹奏楽ってあんまり強くなさそう。


べつに吹奏楽だけが応援じゃないんだよね。そのワクにとらわれている気がしてしょうがないのです。




でもつばさは「普門館」の話を聞いてようやく吹奏楽部員としての自覚を持った。


私は「きっかけは不純だけど結果オーライ」だと思いました。




しかし、3巻でつばさは試合終了後にスタンドプレーをしてしまう。


はー、終了したら吹いちゃいけないんですね。しかも高野連とかから物言いがくるかもしれないって?




あああああ、めんどくせええええ!!!!




吹くつばさもつばさだけれど、睨む部員もマジで恐ろしい。


部員からしてみたら「こんな営業みたいなことで出場停止くらったらたまらん」ですよ。当たり前です。


だけど、強豪のその「上から目線」なとこも気持ち悪いし。


でもつばさもDQN過ぎる。少女漫画のヒロインを地で行くところがあり、モノローグとコマ割りで感情を持っていくのはうまいけど、やっぱりあんな展開おかしい!山田は素直に喜んでいたかもしれないがそれもおかしいし。マルコちゃんみたいにつばさを理解する子もいるけど都合がよすぎる。




りぼんのDQNキャラなんか他人にまだ迷惑かけないしかわいいもんだなと思いました。


野球も吹奏楽もリアルに書いているだけにこの展開は酷いとしか言えません。




どうしてつばさを野球部マネにして漫画を描かなかったのか、どうしてつばさを経験者で吹奏楽一直線な子に描かなかったのか。あと、自分だけで責任取れるように団体に所属しなきゃいい。


吹奏楽だけで漫画を描いたら地味すぎて駄目だってのはなんか分かるんですよ。


でも野球部マネの実情って結構すごいじゃないか。




いや、これをひぐち先生にやらせたらすごいの描くよ。マネジはすでに千代ちゃんのおまけ漫画で描いているけれども、吹奏楽漫画だったら「ヤサシイワタシ」ぐらいドロドロするはず。浜田みたいなやつがスタンドプレーして高野連とやりあう話だって書ける。




少女漫画なんだから、という言い訳もありますが、でしたら少女漫画並みにぼかしていいんじゃないでしょうか。


こうなると「君に届け」の「下手にいろんなとこに手を出さない」ところが安定していいなと思うわけです。






そのワリに野球部に関しては結構ちゃんとかいてるんだよなと思うんです。


本当は野球が描きたかったんじゃないかな。山田か城戸を主人公にして。




少女漫画って窮屈ですね。