ジャンク的漫画日記-Image1907.jpg
「祓魔師になろうと思ったのも
復讐とかそんな難しいことじゃねーんだ

ただ俺は 強くなりたい

俺の所為で誰かが死ぬのはもう嫌だ!!」


青の祓魔師(エクソシスト)1巻
ジャンプコミックスSQ・加藤和恵
(ジャンプSQ掲載)


★あらすじ★
双子の兄弟・奥村燐と雪男は身寄りがなく、15歳まで藤本神父の元にいた。奨学金で進学できた優秀な雪男と違い、喧嘩っ早い燐は中学を卒業しても行き場がない‥
そんなとき、燐はいきなり自分の宿命を知る。燐は悪魔―それも魔王の落胤だというのだ。燐の魔性が覚醒した時、魔王が彼を連れ去りに来た。神父は燐をかばって命を失ってしまう‥
燐は自分の本性を知りつつも、神父と同じ祓魔師になると誓う‥!!


☆☆☆


ジャンプSQ、創刊から一年以上経ちましたが他の新しい雑誌と比べたら元気ですよね。
かといって自分は試しに創刊号を買ったのですが「月ジャンとあまり変わらなくないか?」という印象が強くてそこから立ち読みをするだけに留まっていました。

集英社には「アフタヌーン」や「IKKI」にあたるような「アングラ系青年誌」が存在しません。ウルジャンが相当するかもしれませんがなんかちょっと‥違う気がする‥じゃあスクエアがそうか?というと今一歩。

んで、この加藤先生はいわゆる「出戻り」というか‥ジャンプでデビューしたけれど講談社シリウスで名を上げた「凱旋帰郷」。
他のブログのスクエア感想を読んでいて「面白そうだし実力あるだろう」とエイッと買ったのです。


‥ぶっちゃけます。
これはスクエアを変える作品かもしれません。
ジャンプの漫画とは違う地味で堅実な絵柄なのにケレン味あるセンス。
そして絵がうますぎる!

2回目のトビラ見て、このカラーを引き延ばして壁に張りたいとか思いました。ああいう感じ大好きなんです!バックナンバー欲しい!


しかし喧嘩っ早いけど正義漢の燐は「フツーのヒーロー」であり、彼だけなら他のアクションモノと変わらない。

‥すんません、双子の弟・雪男に惚れました。
雪男がいなければこの漫画成り立ってませんね。

燐と雪男は二卵性の双子で、雪男は身体が弱くて魔王の力を受け継がなかった。
しかし燐よりずっと前に雪男は真実を知っていた。
ひょんな事で「正十字学園」に入学した燐の前に「度肝を抜く姿」で現れた時はズガンと胸を打ち抜かれましたよもう!!

そんでもって肉親なのに悪魔の兄には複雑な気持ちを持ち、暴れがちの兄を監視し神経を使い‥でも軽くあしらっちゃう時もある(笑)。
いいコンビだと思います。

しかしタイトルの感じやらしっかりした弟からして某有名過ぎる漫画を連想しちゃうのですが‥
こっちとあっちはお互いに他方にない個性があると思います。

他にも「違う漫画から来てないか」というタッチで描かれたヒロインのしえみちゃん、学園長でナゾ盛りだくさんのメフィスト(設定にネタバレありませんか‥?)など面白いキャラもいるし、

燐が魔王に乗っ取られるかが話のカギになりつつ、誰でも魔性に憑かれるので主要なキャラにも目が離せない。だって力を受け継がなかったとはいえ雪男なんか最高に危険ですよね。


刊行速度も早そうなので楽しみです!