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本誌で読んでいる漫画って、なかなか単行本では買いませんよね。ジャンプで買っているのは現在これだけです。


SKETDANCE9巻
篠原健太・ジャンプコミックス
(週刊少年ジャンプ掲載)


★あらすじ★
有名じゃないけどジャンプでひっそり売れている、ダルンダルンの学園コメディー。
洞察力と集中力だけが取り柄のボッスン、元ヤンで関西弁、スティックを持たせると最強のヒメコ、常にパソコンを持ち、自分では一切喋らず音声装置で喋るオタクのスイッチ。彼等は「助っ人団」を名乗っている。
学園の事件を解決したり事件を逆に起こしたり、くだらない遊びに没頭したりいきなり宇宙や昔に飛んだり、とにかくバラエティー豊富な漫画です。
9巻は武士あり浪漫ありお姉さんあり着ぐるみあり!
一体何の事だかわからない(笑)!刮目せよ!



☆☆☆

考えてみれば「SKETDANCE」のコミックスを紹介したことなかったなと思いました(してたら教えて!携帯だと過去記事たぐれないから)。ヒゲを生やした乙女心を持つ方がハマったということでなんとなく書いてみようかと思いまして。

個性だけが突出したしょうもない集まりの活躍は「究極超人あ~る」の虜になってから大好物でして、そういう漫画が好きな人はガチではまります。


そしてジャンプでは珍しく、たまに10回くらいの長編はありますが現在でも1回ないし数回で話をたたんでくれる読者にやさしい漫画です。声を上げて爆笑する回もあれば、ショックで次のジャンプが出るまで気になって眠れない程深刻な話もあります。まさにオムニバス、バラエティー豊か。

‥こういう説明をすると同じジャンプの「銀魂」に似ているなと思われますが、銀魂とSKETDANCEの違いは「ポップさ」だと思います。
別に空知先生がダサいと言っているわけではありませんが(銀魂は違う要素がある)、9巻の表紙のレイアウトやボッスンたちの私服はセンスがずば抜けています。ロリポップ(棒つきキャンディ)がよく似合う漫画ですよね。
あと初期はボケツッコミが銀魂に似ていましたが、だんだん違いが出て来たと思います。


そして特に早乙女浪漫というサブキャラは前代未聞の「本当に紙面を行き来するキャラ」で、モノローグに発生する「ウニフラッシュ」を投げて攻撃したり、コマとコマの間(場面が変わっている)を瞬間移動したり、タイトル文字に乗ったりで主人公たちを食いまくり。自分は浪漫が大好きです。最近出て来てくれませんが。


で、9巻はその浪漫ちゃんが大変なことになったり、ボッスンとヒメコがデートする羽目になったり‥

そして、
10巻が出た時点で何度も読み返すことになる「ステイクアウト・ブルース」が収録されています。
今はアハハと笑って済まされる回なのに、大変ですよコレ。


で、本誌を読んでいるのに何故単行本を買うのか。
昔は銀魂などもよく買っていたのですが、金欠でだんだん減らしていったんですよね‥


SKETDANCEの単行本にはセルフライナーノーツがついています。
一回一回の話のあとに製作秘話を書いていてくれるのです。どうしてその話を書くにいたったのか、何を参考にしたか、読者の反応はどうだったのか‥

特に読者の反応は見逃せません。自分が面白いと思った回が人気なかったりその逆だったりで、自分と全体の読み方のズレが分かって面白いのです。
これは大亜門先生もやっていたのですが、短編型の漫画でないとできないと思います。

それから9巻には漫画の中にたまに出てくるアニメ「ふたりはナーバス」のボツネームが掲載されています。
赤マルジャンプに番外編として載せようとしたら「相応しくない」と切り捨てられてしまったそうですが‥たしかにしょうがないと思うくらいナーバスな内容です‥(笑)
これが本当に掲載されていたらジャンプの大革命でしたね。