ジャンク的漫画日記-Image1832.jpg
「娘 その願い 叶えよう」


オレンジチョコレート1巻
山田南平・花とゆめコミックス
(別冊花とゆめ掲載)


★あらすじ★
呼水千尋(女の子)と姫野律(男の子)は一つ違いの幼なじみ。いつも神社の階段で「チヨコレイト」ならぬ「オレンジチョコレート」をやっていた。
現在千尋中三、律高一。律の家は日舞の家元、律は「天才女形・おいらん王子」と呼ばれる有名人になった。しかし稽古は厳しく、芸能界に引っ張られてしまったことで親とも喧嘩がたえない。
そんな律を見ていた千尋が「律のお父さんはちろには優しいのに‥ちろが律になったらいいのに」と神社で言ったところ、二人の中身が入れ代わってしまいー?!
現代とりかえばや物語、はじまりはじまり。



☆☆☆


再三言ってますが自分は白/泉/社の少女漫画があまり好きではありません。
山田先生の代表作「紅/茶/王子」も友達に借りて読んでいた事があるんですが‥途中でギブアップでした。

では何故この漫画を買ったのかというと、女形(男の子)が女の子と入れ代わったら「女の子の心を持つ女形(究極!!)」が出来るし、男の子も女の子の身体で女形修業できちゃうじゃないか、それなら絶妙な化学反応が起こるのでは?と思ったからです。


第三話で見事、律に入った千尋の「鷺娘」が舞われ、そのシーンは圧巻で‥律は「男性には出来ない舞」がしたくてたまらなくなり、「女の子」を知るために、幼なじみの千尋にだんだんと接近していきます。本当は、アホだけど人と垣根を作らない千尋そのものが大事なわけですが‥

女性が舞ってはいけない時代、男性が女性の心に近づいて女の舞を舞った。しかし何をどう近づけても性別を越える事はできない。
女形だからこそ、難しいのではないかと思い‥律のこれから、千尋の恋が楽しみだなあと思いました。

レビューはここまで。








☆☆☆



‥とはいうものの、結局は「花ゆめだなー」と思うとこ。

まず律の兄・鎮。親の跡は弟にさっさと継がせた割に千尋と律が通う学校の教師になっていつも二人にベッタリ。なんで花ゆめって兄弟が近くでうろうろしているんだろう‥敏感な年頃なんだから離れてあげなさいよ。

それから‥これは自分だけかもしれないと思ったんですが、

「律」と、千尋の姉の「百合」。
この二人の見分けがつきませんでした。
最初の最初、律より百合が先に登場したんですよ(そこも問題だと思う)。で、「相手役がでてきた割に扱いが小さいな。コマも小さいし‥」と思っていたら律がその後現れた。


山田先生の絵を見慣れていないからなのかな。
りぼんみたいな少女漫画でも「顔は同じだけど髪の色とか目の釣りぐあい・着ている服の趣味が違う」くらいの見分けがつきます。つか、よく「みんな同じ」と言われがちだから最近はその辺やたらに気を使ってます。

そこが全くわからなかった‥うーん。