シンケンジャーはやっぱり面白い。戦隊ものの常識をことごとく覆す気持ち良さがたまらないですね。


第十幕「大天空合体」。

兜折神、舵木折神、虎折神が三つ集まったので爺が「そろそろ合体ができるので折神を皆に託してみれば」という話に。分けないと合体はできないのですね。
丈瑠と爺が相談した結果、舵木は捕まえた本人である流之介に、
しかし兜折神は文字力がうまく使える茉子に託された。
てっきり千明は自分に兜折神が託されると思っていました。だけど前々から文字力が頭一つ足りないんだもの、これは仕方ない。しかしことはは流之介が舵木折神を捕まえた時から千明が稽古に励んでいたのを知っていた‥

そんなわけで食事もせずに稽古する千明。「同情はせん!これも爺のしつけの賜物」と笑う爺。横で丈瑠もこっそりニヤっとしています。

そこにまた外道衆が到来。今回はですます調を使うオカクラゲ。声といいアニメ的なキャラクターでした。
オカクラゲが降らせる雨に当たるとみんなムダにネガティブになります。「生きててごめんなさい~」「私のバカバカ~」これ、ワンピのネガティブホロウでも感じたけど、ネガティブを漫画的に表すとスゲー面白いんですよね。ゾロが「同じ空気吸ってごめんなさい!」言ってんのスゲーうけた。
とくに会社員のおじさん素敵。あんなに映っていたので「スーツアクターの特別出演かな」とか思った。


それを見たサムライたち。千明は「みんな流之介になってる」、茉子「ギュッとしたい」。いいですね。連続して見ないとわからないキャラ行動だけど、頑張って見るからこそ得られる楽しみです。

戦おうとディスクを使おうとしたのですが、茉子のディスクがはじかれ、拾った千明は渡さずに使おうとしてしまいます。「仲間割れですか?それでは今のうちに」去ろうとするオカクラゲ。流之介と千明が技を使おうとしますが千明のディスクはうんともすんとも言わなかった‥
(ところでオカクラゲ、スキをついて攻撃じゃなくて逃げるんですよね。あんまり攻撃に自信なかったのかな)


散々な結果に激怒する爺。「己や仲間の事を考えよ!お前はサムライになるのが早過ぎたのかもしれん!」千明からショドウフォンをとりあげようとします。
嫌がる千明がショドウフォンで爺の顔に落書き(あれ書けちゃうんですね。扱い大変だな)。止めようとした皆の顔にもスミ(笑)。千明は外へ飛び出します。

流之介・茉子・ことはは顔を拭きながら千明の事を話す。茉子は「彦馬さんもちょっと言い過ぎ。兜折神は私より千明に向いてる、千明の文字力は大きいのよ」
流之介「そうなのか?じゃあなんでうまく使えない」
茉子「ちょっとしたキッカケだと思うわ」
そしてことはの顔を拭く茉子さんなのですが、えーと‥爺の事を「彦馬さん」て言うのは茉子さんだけですよね?!何?!なんなの?!
フラグ立てちゃだめですか?!

一方獅子折神とペットのように戯ながら丈瑠が爺をたしなめます。「千明はオレじゃない。オレのように接しても失敗するだけだ」
爺「強く言い過ぎましたか‥」

千明はまたまたゲーセンですが、今回は負けっぱなし。「オレ‥カッコ悪い」

ゲーセンから出るとなんとナナハン(ハーレー?)に乗った爺がメットを千明に投げ渡します!
これは前回の予告でトキメキましたが、ウケますね!いいねいいね!

「爺さんバイクなんて意外だな」
「馬は腰にくる」
「基準が馬かよ」
これは伊吹さんの本音なんでしょうか。撮影で馬にたくさん乗ってますよね。
あと千明のナイスツッコミは電王の良太郎を思い出します→「(ダイナミックチョップの技名)あとで言うんだ‥」
良太郎と千明は性格まるで逆だけど、育ち方は似てますよね。小林神はこういう台詞好きだと思うんだけど、シンケンの中では千明しか使えないんです。


二人は竹林に。爺「お前にとって文字力とはなんだ」
千明「文字の力だろ?外道衆を倒すための力」
爺「やっぱりな‥お前には基礎から教えなければならなかったのだ。千明、お前の木はなんだ?
文字の力は意味を知り強く思うことで発揮する。お前の字は殿や流之介とも違う。お前だけの字だ。お前の木を育てよ。その‥言い過ぎたな」ショドウフォンを返す。

千明「もしかしてあやまってんの?だったらこうだろ」
千明、頭を下げる「ごめん」。
これは千明自身の反省も入っている深い行動ですね。素直には謝れないから教えるというカタチになった。爺もそれはわかったでしょう。二人で笑うとショドウフォンが鳴る。「ハィイ~★」と軽いノリで千明が出ます(ここイイね)。

外道衆再来です。
オカクラゲはずーっと浮遊している体質で、「どうです、届かないなら手も出ないでしょう?!」と挑発。
流之介の弓もなかなか届かない。

千明が現れます。「オレの木は‥すげー広がってる自由な感じ!!」
ウッドスピアを如意棒の如く伸ばして棒高跳び。
なんと一人でオカクラゲを倒します。(千明一人で倒せたしすぐに逃げるしで、かなり弱かったんだろうな)

それを見た茉子が微妙な反応。オカクラゲ二の目。
浮遊するオカクラゲですから大天空合体が必要。ここで茉子が兜折神を千明に渡します。茉子が認めたってことなんだけど、さっきのが微妙にしか見えないのはスーツの弱点ですね。

ダイテンクウはバンザイアタックしかできませんが、残った茉子とことはのシンケンオーと共に二の目撃破です。シンケンオーが二人でも動かせるのは茉子の文字力の器用さかもしれない。この辺やってほしいです。

ラスト。爺が顔に落書きされて「こんなことをするのは千明だけだ!!」と追い回す(落書きがめっさかわいい)。
「だっておやつなのにいくら言っても起きねーし」爺、昼寝かよ!
戦隊ものらしくギャグオチで終了です。

一方外道衆ですが、シタリが司波家の資料を見つけちゃいましたね。これがどう利用されるのか。
腑破十臓は千明のターンなので興味&出番なし。丈瑠と戦える時が来るのを待っていましたね。


さて、今回は千明の成長を書いたように見えますが、自分としては「自分だけの文字力」っていう使い古された記号なんかよりは爺の「子守」の成長を共にやったと見たいです。


爺は小さい時から丈瑠に仕え、時にはあやして甘えもさせ、丈瑠が唯一本音を出せるまでになっています。
しかし殿として育った丈瑠を基準に若者を見たら大変。丈瑠は「人のいうことをきく手のかからない子」です。長男に多いタイプ。
千明は爺からしたら「地球外生物」でしょうね。千明こそが当たり前みたいなもので。

いきなり5人の子守をすることになって、彦馬さんもかなり悩んでいたと思います。丈瑠ができた事がみんなにできると信じ込んでいたら教育なんかできませんよ。

そう思っている親や学校の先生はたくさんいるだろうなと思いました。

しかし今回のネガティブな雨はいろいろ使えただろうに。丈瑠に使ったら‥。ちょっともったいないですね。