ネタバレ注意。あと阿部が好きな人は読まないことをオススメします。
というか‥早く単行本出して‥仮に本誌に予告が出てもだいたい「2ヶ月先」、今予告すら出ていないのがもう‥
だって11巻収録は2007年4月号までですよ?




さて、「チ●コ」ばっかり言ってる場合ではないわけで、今月号の主題はやっぱり「阿部と三橋」。

相変わらずの三橋と阿部のすれ違いを小ネタで挟んでいつも通りに見える回ですが、最近自分もトシをとったというかやけに冷静になってしまい「小ネタを挟む事もありがたいが、このやり方はずるいな」と思うようになってしまいました。根本的に考えたら別に水泳しなくていいとかね。ひぐち先生は小ネタが全部伏線だから「ムダ」とはいえないのですが。今は勝ち残っている学校が主役で、西浦はこういう面しか見せられないし。
そしてアフタの他の漫画はコマが小さいのに、振りだけいつも少女漫画ナミのコマなわけです。
振りの初期はすごく小さかった。
すいません、大好きな作品だからこそ言いたかったというか。


だからこそ、なんだけど‥自分は狭山戦からずっと、阿部が‥好きではありません。
振り好きなら禁句になっているというか、ファンサイトやコミュやブログを見ても「阿部が嫌い」な人はいない。みんな好きですよね。
だからこの「阿部嫌い」は、阿部に似た人に対する自分のコンプレックスなんだろうな、と思います。沖側の人間ですから。

ずいぶん前にも書いたんだけど「いじめっ子」の条件みたいなものがいじめ対策マニュアルにはありまして、
★感受性がない
★読書しない
★スポーツが得意
★父子家庭
(あくまでマニュアルですから)
花井もわりかしそうだけど阿部はガチじゃないのかと思っちゃう。父親が強い家庭だし。

シニアの仲間が連絡してこないのも「プレイヤーとしては認めるけど友達じゃ困る」と見られているからでしょうし。
ここに栄口みたいなコがいたとして阿部を誘ってもそのコが疲弊する上に他の仲間とトラブルを起こし「なんで阿部を呼んだんだ」と責められるハメになります。

だからハミゴなんでしょう。西浦のコも田島と三橋、水谷と巣山もしくは栄口、西広と沖って感じで仲良くどこかに寄ったり休みができたら出掛けたりしているんだと思う。
でも阿部は「早く飯くって寝たいから」と誘いを断るだろうし。


だからしのーかが阿部を好きだってことに「なんで?しのーか周り見て!」と思うし「オレ三橋と仲いいよな」といけしゃあしゃあ言う阿部に今回イラッとしました。
そろそろ「いい加減にしろ!」とキレる奴がいてもいいのに、西浦の要は阿部だから「プレイヤー」として擁護されてる。

沖が花井に対して全部あいまいに返しているのも、「ソフトな阿部と三橋」なんじゃないかと思う。
この状態でも部員じゃなくてクラスメイトなら簡単に「いじめ」を発生することができます。
沖はある程度経験あるんじゃないかな。
沖からみたら阿部と三橋なんていじめでしかない。

「沖って器大きいな」花井が鈍くてよかったなと思いました‥


そろそろ問題なのは三橋じゃなくて阿部だと周りも気付いてると思います。田島はわかっていて放置してるんだろうな。

阿部は「三橋と話が通じない!」というけどじゃあ田島はなんなんだってわけです。あれが特別かといえば、花井と三橋の会話のズレを見守る他のメンバーがいた。阿部と花井以外は三橋の言いたいことわかってます。
西浦の不幸はみんなが仲良しに見えてトップ2人がコミュニケーション不全だということ。しかし男子が10人集まれば自然とこういう形になる。ごく当たり前かもしれません。リード役は「自信ある人間」だからこそできるし、自信があると意にそまない人間はスルーできてしまうから。

もし秋大に入って阿部のいらない西浦ができちゃった(自分は狭山戦でできていたと思う)としたら、気付いてくれるのか‥?
本当は阿部が田島に「どうやったら会話できるか」を尋ねて欲しいのに、阿部と田島って絡まないんですよね。阿部が敬遠してるのか田島が単に「捕手機能以外興味ない」のか。あれは不思議ですね。三橋と花井は最近絡みますが、花井は自分から努力してますよね。
それから悪いけど阿部があんなんなのは榛名のせいじゃないですよ。今の榛名のカガヤキ見たら、ね‥?
でも榛名はカグヤンを潰す結果で終わるのでしょうか。


部員がいない事はいろいろ大変。西浦は代わりがきかない。


一方部員が3ケタいるだろうARC、太田川が先発で使われるのはそれだけ太田川がすごい投手だからですよね。あいつ‥なんつーか脳内言語が自己完結して終わっている‥だからぐふぐふ言ってる‥三橋と同じ。
三橋は三橋の外見だから「かわいい」で済まされますが太田川みたいだったら大変ですよ。彼に「才能」があるから看過されているだけ‥三橋は凡人な代わりに「外見」を天から授かったとしかいえません‥
彼は不幸っすよ。そのままプロにでもなれなければ生きていけないと思いました。
今月号の「からん」の京と比嘉・穂積の比較もはっきりしてましたよね。太田川はいじめられるどこか「百舌谷さん」のカバ男扱いだったかも‥



だからといって「急激な変革」を求めてもすぐに得られるものじゃない。高校生だもの。
三橋と太田川は「言葉」を得なきゃいけないし阿部は「相手を読む機能」がいる。大人はすぐにこういう困ったさんたちに「性格をなおせ」「はっきり言え」と怒鳴り付けたりする。

でもそれは単なる「否定」でしかない。今の彼らがここまで育って来たことを認めないと、彼らは反発してしまう。

自分も阿部の今までを認めないとなぁ‥桐青戦まではスゲー好きだったんだけど‥