後にも先にもFFで漫画ってないんですよね。
ファイナルファンタジー
海明寺 裕・JICC出版
☆☆☆
まだFFが「FinalFantasy」ではなくカタカナで「ファイナルファンタジー」だったころの漫画です。
自分が12シリーズも続いているFFで「1」が好きなのは、1のシステムとシナリオをよく理解したこの漫画に感動したからだと思います。
この漫画の主人公は何故か女の子で、マトーヤがちびっ子魔女で仲間だったり、セーラ王女も旅についてきたり、4人いるカオスが3人女の子だったり作者の趣味も強いですが(実は2の漫画もちょっとだけ書いていましたが、その時も脈絡なくマトーヤがいました)、ガーランドが時を越えてカオスになり、世界の時間をメビウスにしてしまった経緯と、時の鎖を断ち切った後世界がどうなったか、ゲームでは「エピローグの文字」でしかなかった部分がうまく表現されています。
FF1の主人公ってマジに「プレイヤー」で、閉鎖された世界を救うために「光の戦士」として外から呼ばれています。
だから時の鎖を破壊してしまうと世界の時の歪みが正されるために、ガーランドのやったこと、世界が腐っていったこと全てが「なかったこと」になり、世界の人は光の戦士がいた記憶もなくし、ガーランドも普通の人間として生きています。でもみんなが幸せに戻ったんですね。
プレイヤーも「元の世界に戻るだけ」ですが、誰も覚えてくれていませんが、プレイヤー自身が頑張ったことそれだけが「心のクリスタル」として残る、そんなシナリオです。
タイムパラドックスや宇宙の神殿などドラクエとは一線を画した、完璧に完成したシナリオだと思います。
FFはだんだんとファンタジーではなくなり、国がどーだとか人間関係だとか虎だ馬だとかハリウッドも真っ青なアメリカくさいシナリオになっていきましたが、1をやったことない人は是非リメイク版をやってみて下さい。「これぞ究極のファンタジーじゃね?」って思いますから。
この漫画は200Pくらいでうまくイベントを削って物語を全部収めています。ドラクエの漫画は結構ありますが、イベント全部描こうとするからやたらと長くなってしまう。
この読みやすさはすさまじいですよ。読んだだけで話が分かるんで。
これがもっと多くの人に読まれていたらよかったなと思いますが、JICC出版は宝島社に吸収されたか名前を変えたかで、媒体だった「ファミコン必勝本」も廃刊したし、これも早々と絶版になったんじゃないかな。
スクウェアが他社の漫画をそのまま放置するとは思えないしね‥
当時ものっそ高かったんで(B5版・カラーつき)子供だった自分のイタイ出費・その2だったんですが、今となると買ってよかったなーと思います。
これよりも「ウィザードリィ・灰と隣り合わせの青春」を知っている方が多いかもしれませんね。
ファイナルファンタジー
海明寺 裕・JICC出版
☆☆☆
まだFFが「FinalFantasy」ではなくカタカナで「ファイナルファンタジー」だったころの漫画です。
自分が12シリーズも続いているFFで「1」が好きなのは、1のシステムとシナリオをよく理解したこの漫画に感動したからだと思います。
この漫画の主人公は何故か女の子で、マトーヤがちびっ子魔女で仲間だったり、セーラ王女も旅についてきたり、4人いるカオスが3人女の子だったり作者の趣味も強いですが(実は2の漫画もちょっとだけ書いていましたが、その時も脈絡なくマトーヤがいました)、ガーランドが時を越えてカオスになり、世界の時間をメビウスにしてしまった経緯と、時の鎖を断ち切った後世界がどうなったか、ゲームでは「エピローグの文字」でしかなかった部分がうまく表現されています。
FF1の主人公ってマジに「プレイヤー」で、閉鎖された世界を救うために「光の戦士」として外から呼ばれています。
だから時の鎖を破壊してしまうと世界の時の歪みが正されるために、ガーランドのやったこと、世界が腐っていったこと全てが「なかったこと」になり、世界の人は光の戦士がいた記憶もなくし、ガーランドも普通の人間として生きています。でもみんなが幸せに戻ったんですね。
プレイヤーも「元の世界に戻るだけ」ですが、誰も覚えてくれていませんが、プレイヤー自身が頑張ったことそれだけが「心のクリスタル」として残る、そんなシナリオです。
タイムパラドックスや宇宙の神殿などドラクエとは一線を画した、完璧に完成したシナリオだと思います。
FFはだんだんとファンタジーではなくなり、国がどーだとか人間関係だとか虎だ馬だとかハリウッドも真っ青なアメリカくさいシナリオになっていきましたが、1をやったことない人は是非リメイク版をやってみて下さい。「これぞ究極のファンタジーじゃね?」って思いますから。
この漫画は200Pくらいでうまくイベントを削って物語を全部収めています。ドラクエの漫画は結構ありますが、イベント全部描こうとするからやたらと長くなってしまう。
この読みやすさはすさまじいですよ。読んだだけで話が分かるんで。
これがもっと多くの人に読まれていたらよかったなと思いますが、JICC出版は宝島社に吸収されたか名前を変えたかで、媒体だった「ファミコン必勝本」も廃刊したし、これも早々と絶版になったんじゃないかな。
スクウェアが他社の漫画をそのまま放置するとは思えないしね‥
当時ものっそ高かったんで(B5版・カラーつき)子供だった自分のイタイ出費・その2だったんですが、今となると買ってよかったなーと思います。
これよりも「ウィザードリィ・灰と隣り合わせの青春」を知っている方が多いかもしれませんね。

