「このとき なんとなく気付いてた
一生ものの宝が 何個も見つかる冬になるって」
ちはやふる1・2巻
BLKC・末次由紀
一気に2冊読んでて何度も涙がダーッと出てきそうになりました。少女まんがで久々見つけたお宝です。
こんな場所で今もこの方は輝いているんですね。
★あらすじ★
芸能界デビューしようとしている美少女の姉を持つ綾瀬千早、小学6年生。千早の夢は「お姉ちゃんが日本一になること」。
だけど福井から転校して来た綿谷新に言われる。「自分のことでないと夢にしたらあかんよ」
新は貧乏だけど、実はかるたで全国大会連覇している実力者だった。
「ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」
‥雅な世界に気持ちを馳せるようなものではない。札が飛ぶ、声が飛ぶ、ぶつかる。かるたは一瞬一時を無駄にしない荒々しいスポーツなのだ。千早はかるた競技に触れ、胸を膨らませる。
一方、新と千早が仲良くしているのが気に食わないクラスのガキ大将、真島太一は‥
☆☆☆
掲載雑誌はビーラブ、ぶっちゃけレディース雑誌です。だけど内容はみずみずしい少女漫画。雑誌をパラパラやっても、目立ちすぎる華やかな画力!
作者は「エデンの花」で大人気だった末次由紀さん。あのまま別フレで活動していられたはずなのに、「パクり疑惑」をかけられて仕事を干された上に今までの単行本が回収されてしまいました。パクりなんて誰でもやることだし、真偽は微妙だし、それをあえてやる作家もいる。情報発信が某掲示板ですから、犯人の目星もつきます。全く腹立たしい事件でした。
しかし、末次さんは移動したビーラブで逆に「恋愛に縛られない」お話が書けているのではと思いました!
千早は自分にはなんの取りえもないと思っていました。だけど全国クラスの新は千早にしかない「とんでもない才能」に気付きます。
一方、千早の事がちょっぴり好きっぽい太一は新をイジメますが、だんだんと二人に巻き込まれてかるたにのめり込む。
千早は二人の仲間とかるたをする、一緒に頑張ることが楽しかった。
しかし子供達を見守るかるた会の原田先生(医者)は‥
「ずっと仲良しでいてくれたらなー‥子供はさ どんなに強くても かるたが好きでも 友達がいないと続けられないんだ」
そう、3人は卒業を前に‥離れ離れになってしまうのです‥
そうして高校生になった千早。中学では「かるたなんて」とみんなに言われ、たった一人でかるたをしていく辛さに潰されて‥
‥さて、全国に「かるた部」は一体いくつあるのでしょうか?
うちの田舎にはありませんでした。せいぜい同好会でしょう。
かるたの環境があって、触れ合って、相性があってようやくのめり込める。
しかも将棋や囲碁と同じくらい「古臭い」と若い子は見てしまう。そんな中で自分を貫き続けるのは非常に難しいことです。ヒカルにはアキラがいたわけで。誰かがいてくれたら勇気はいくらでも出てくる。回りなんか自然と見えなくなるものですが。
どうして、私たちは違うことをする人を笑うんでしょうか。みんなと一緒でないことをする人間をはじこうとするのでしょうか。燃え盛る気持ちに否応なく水をかけ続ける人がいます。
何も知らないくせにバケツ水だけは浴びせる、そのバケツには水以外入ってない。それを知ってか知らずか‥
非常に虚しく、悲しい。
しかしそんな辛さも一緒に飲み込んで、3人は成長していきます。
まだまだ話はこれから。ドラマチックな展開の応酬でぐいぐい引き付けられます。もちろんかるた競技の細かい描写もあります。試合の合間に糖分補給しなきゃならないとか、体重が減っちゃうとか、マジでハードです!
千早は(中身は伴わないけど)姉ゆずりの美少女に成長しました。これからこの美貌で苦労するだろうなー‥
で、新は昔から末次先生が大好物な「メガネ少年」。「エデンの花」でもそのフェチっぷりがたまらなかったんですよ(笑)。
「1000%の君へ」も最高に好きでした。やっぱり末次先生はすごいです!
一生ものの宝が 何個も見つかる冬になるって」
ちはやふる1・2巻
BLKC・末次由紀
一気に2冊読んでて何度も涙がダーッと出てきそうになりました。少女まんがで久々見つけたお宝です。
こんな場所で今もこの方は輝いているんですね。
★あらすじ★
芸能界デビューしようとしている美少女の姉を持つ綾瀬千早、小学6年生。千早の夢は「お姉ちゃんが日本一になること」。
だけど福井から転校して来た綿谷新に言われる。「自分のことでないと夢にしたらあかんよ」
新は貧乏だけど、実はかるたで全国大会連覇している実力者だった。
「ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」
‥雅な世界に気持ちを馳せるようなものではない。札が飛ぶ、声が飛ぶ、ぶつかる。かるたは一瞬一時を無駄にしない荒々しいスポーツなのだ。千早はかるた競技に触れ、胸を膨らませる。
一方、新と千早が仲良くしているのが気に食わないクラスのガキ大将、真島太一は‥
☆☆☆
掲載雑誌はビーラブ、ぶっちゃけレディース雑誌です。だけど内容はみずみずしい少女漫画。雑誌をパラパラやっても、目立ちすぎる華やかな画力!
作者は「エデンの花」で大人気だった末次由紀さん。あのまま別フレで活動していられたはずなのに、「パクり疑惑」をかけられて仕事を干された上に今までの単行本が回収されてしまいました。パクりなんて誰でもやることだし、真偽は微妙だし、それをあえてやる作家もいる。情報発信が某掲示板ですから、犯人の目星もつきます。全く腹立たしい事件でした。
しかし、末次さんは移動したビーラブで逆に「恋愛に縛られない」お話が書けているのではと思いました!
千早は自分にはなんの取りえもないと思っていました。だけど全国クラスの新は千早にしかない「とんでもない才能」に気付きます。
一方、千早の事がちょっぴり好きっぽい太一は新をイジメますが、だんだんと二人に巻き込まれてかるたにのめり込む。
千早は二人の仲間とかるたをする、一緒に頑張ることが楽しかった。
しかし子供達を見守るかるた会の原田先生(医者)は‥
「ずっと仲良しでいてくれたらなー‥子供はさ どんなに強くても かるたが好きでも 友達がいないと続けられないんだ」
そう、3人は卒業を前に‥離れ離れになってしまうのです‥
そうして高校生になった千早。中学では「かるたなんて」とみんなに言われ、たった一人でかるたをしていく辛さに潰されて‥
‥さて、全国に「かるた部」は一体いくつあるのでしょうか?
うちの田舎にはありませんでした。せいぜい同好会でしょう。
かるたの環境があって、触れ合って、相性があってようやくのめり込める。
しかも将棋や囲碁と同じくらい「古臭い」と若い子は見てしまう。そんな中で自分を貫き続けるのは非常に難しいことです。ヒカルにはアキラがいたわけで。誰かがいてくれたら勇気はいくらでも出てくる。回りなんか自然と見えなくなるものですが。
どうして、私たちは違うことをする人を笑うんでしょうか。みんなと一緒でないことをする人間をはじこうとするのでしょうか。燃え盛る気持ちに否応なく水をかけ続ける人がいます。
何も知らないくせにバケツ水だけは浴びせる、そのバケツには水以外入ってない。それを知ってか知らずか‥
非常に虚しく、悲しい。
しかしそんな辛さも一緒に飲み込んで、3人は成長していきます。
まだまだ話はこれから。ドラマチックな展開の応酬でぐいぐい引き付けられます。もちろんかるた競技の細かい描写もあります。試合の合間に糖分補給しなきゃならないとか、体重が減っちゃうとか、マジでハードです!
千早は(中身は伴わないけど)姉ゆずりの美少女に成長しました。これからこの美貌で苦労するだろうなー‥
で、新は昔から末次先生が大好物な「メガネ少年」。「エデンの花」でもそのフェチっぷりがたまらなかったんですよ(笑)。
「1000%の君へ」も最高に好きでした。やっぱり末次先生はすごいです!

