「将来何の役にも立たない?
賞金も出なければチャンピオンにもなれない?
本来ペンは字を書くもの?
何とでも言えよ!!」
ファンタジウム1・2巻
モーニングKC・杉本亜未
(モーニング2掲載)
昔々、Charaという全体的にBLな雑誌に「ANIMALX」という漫画が載っていました。すでにBLの領域を越えていたと思います。だって男性同士なのに本当に子供が出来てしまう話だったんだから。
オイラはTONOさんの「カルバニア物語」(ノーマル)しか読んでなかったんですけどね。何しろ昔、これでもBでLなものがダメだったので。
で、この漫画を勇戦僧魔さんに薦められて読んだら‥どうも見た絵だなと。
なるほど、講談社に来るとこうなるんですね。
★あらすじ★
マジシャンの祖父(故人)を持つ北條英明。子供の頃は祖父のマジックに心躍り、いずれマジシャンになろうと思っていたが、普通の道を辿り一流サラリーマンになっていた。不満はない。だけど‥
そんな時、仕事の関係で非合法カジノにいかされた英明は、ポーカーで勝ち続けている少年に出会う。
英明は少年・長見良に尋ねた。「カードをパームしてたろ?」
それが二人の出会い、マジック世界への入り口だったのだ-。
☆☆☆
一巻ではまだ何とも言えず、急いで二巻を買いました。
そして二巻を読み切ったとき、震えました。「おおお‥面白い~!」
長見良は中学生。実は英明の祖父からテクニックの全てを教わっていたのです。その見事すぎる手腕を見せられ、彼をどうにかプロにできないかと英明は考えます。
しかし‥
なぜ良がカジノなんかにいたのか?
親は何をしているのか?
学校は?
英明は良の親に会って、ようやくその真相を知る。
良は今の世界では弾かれてしまう物を持っていたのです。
祖父がなぜ彼に手品を教えたのか?英明は良を引き取ろうとします‥。
えーと、1巻でなんとも言えなかった理由。
マジックの漫画なんですが、マジックの見せ方に疑問があったからです。
実は漫画界では「マジック漫画はタネを明かすと売れない」というのがセオリー。ぬーべーの人がそれで大失敗しています。
そんなわけでタネを明かさないマジックのシーンをやっていたのですが、あまりにも大きく掛け離れすぎていて捉えづらかったんです。漫画としてはこのぐらい派手なほうが見栄えはするのですが、ともすると魔法漫画に見えちゃうなって。
ところが2巻にはマジックと良の心理が絡み合う状態になっていました。リーディングというマジックはタネ明かししなくても伝わるもので、アッと思うシーンが巻末に‥!
そして、良が中学校に通い始めますがマジシャンであること+αでいじめにあいます。
マイノリティに対する先生の考え方が存分に生かされていて、うなります。BでLな漫画(これも真剣に考えたらマイノリティ)から生まれる物は激しく幅が広いのだと思います。講談社に今どんだけBL作家がいるか‥
モーニングの体質は「特殊な仕事をやりぬく知性、やる気」なのかな。
そして講談社の女性雑誌「BELOVE」は最近「マイノリティに対する価値観の変え方」に重点が置かれていると思います。
ファンタジウムはそのどちらも感じ取る事ができるので男性にも女性にも受け入れられます。
本当にモーニング2はすさまじい雑誌ですね!
垣根を気にせず作家を入れて一応縛りをつけてあとは自由に描かせる‥
これが面白くないわけないでしょう。
いい漫画に会えると幸せですね!
賞金も出なければチャンピオンにもなれない?
本来ペンは字を書くもの?
何とでも言えよ!!」
ファンタジウム1・2巻
モーニングKC・杉本亜未
(モーニング2掲載)
昔々、Charaという全体的にBLな雑誌に「ANIMALX」という漫画が載っていました。すでにBLの領域を越えていたと思います。だって男性同士なのに本当に子供が出来てしまう話だったんだから。
オイラはTONOさんの「カルバニア物語」(ノーマル)しか読んでなかったんですけどね。何しろ昔、これでもBでLなものがダメだったので。
で、この漫画を勇戦僧魔さんに薦められて読んだら‥どうも見た絵だなと。
なるほど、講談社に来るとこうなるんですね。
★あらすじ★
マジシャンの祖父(故人)を持つ北條英明。子供の頃は祖父のマジックに心躍り、いずれマジシャンになろうと思っていたが、普通の道を辿り一流サラリーマンになっていた。不満はない。だけど‥
そんな時、仕事の関係で非合法カジノにいかされた英明は、ポーカーで勝ち続けている少年に出会う。
英明は少年・長見良に尋ねた。「カードをパームしてたろ?」
それが二人の出会い、マジック世界への入り口だったのだ-。
☆☆☆
一巻ではまだ何とも言えず、急いで二巻を買いました。
そして二巻を読み切ったとき、震えました。「おおお‥面白い~!」
長見良は中学生。実は英明の祖父からテクニックの全てを教わっていたのです。その見事すぎる手腕を見せられ、彼をどうにかプロにできないかと英明は考えます。
しかし‥
なぜ良がカジノなんかにいたのか?
親は何をしているのか?
学校は?
英明は良の親に会って、ようやくその真相を知る。
良は今の世界では弾かれてしまう物を持っていたのです。
祖父がなぜ彼に手品を教えたのか?英明は良を引き取ろうとします‥。
えーと、1巻でなんとも言えなかった理由。
マジックの漫画なんですが、マジックの見せ方に疑問があったからです。
実は漫画界では「マジック漫画はタネを明かすと売れない」というのがセオリー。ぬーべーの人がそれで大失敗しています。
そんなわけでタネを明かさないマジックのシーンをやっていたのですが、あまりにも大きく掛け離れすぎていて捉えづらかったんです。漫画としてはこのぐらい派手なほうが見栄えはするのですが、ともすると魔法漫画に見えちゃうなって。
ところが2巻にはマジックと良の心理が絡み合う状態になっていました。リーディングというマジックはタネ明かししなくても伝わるもので、アッと思うシーンが巻末に‥!
そして、良が中学校に通い始めますがマジシャンであること+αでいじめにあいます。
マイノリティに対する先生の考え方が存分に生かされていて、うなります。BでLな漫画(これも真剣に考えたらマイノリティ)から生まれる物は激しく幅が広いのだと思います。講談社に今どんだけBL作家がいるか‥
モーニングの体質は「特殊な仕事をやりぬく知性、やる気」なのかな。
そして講談社の女性雑誌「BELOVE」は最近「マイノリティに対する価値観の変え方」に重点が置かれていると思います。
ファンタジウムはそのどちらも感じ取る事ができるので男性にも女性にも受け入れられます。
本当にモーニング2はすさまじい雑誌ですね!
垣根を気にせず作家を入れて一応縛りをつけてあとは自由に描かせる‥
これが面白くないわけないでしょう。
いい漫画に会えると幸せですね!

