とある県でアライグマを捕獲して役所に届けると五千円貰える話を聞きました。


すさまじい話だな、と思いましたがそこではアライグマが大量発生していて畑の作物を食い荒らすらしい。

畑を見ていて「あれ?あのスイカだけ大きくならないな」と持ち上げると、五百円ぐらいの穴が空いていてそこから器用に中身が全部食べられているそうです。さすがお手手をちゃんと洗うアライグマ。
こりゃ、中学生は勇んでモンハンならぬアラハンしているかと思います。


でも友達の一人が「アライグマかわいいのに‥ラスカルとか見てたし」と言いまして、たしかに、と自分も頷いたんですが‥


‥あれ?

「いや、待ってよ。あらいぐまラスカルって、ラスカルは最初から最後までやりたい放題だったじゃん!」


そう‥
ラスカルは母を撃ち殺され、赤ん坊として野垂れ死にしそうなとこを主人公の少年に拾われましたが、ミルクをあげようとしても飲めないのは仕方ないとして、口移しで与えて育てたにも関わらず終始家の中のブツを壊し荒らしました。
だから「いたずらっこ」=ラスカルって名前がついています。
そして最後ラスカルは大きくなって家の食べ物で足りなくなり近所の畑を荒らすようになって苦情が出たので森に返すことになりました。


ラスカルの見てくれはかわいいですが、そもそもが愛玩動物じゃないのでしつけることもできないしそれがいいことかもわからない。
あの「立ち上がる」レッサーパンダもぬいぐるみみたいにかわいいですが、獰猛なのは有名ですよね。


他にも世界名作劇場に出てくる動物はラスカル同様生態に忠実で、

実際はあまり人間になついていません。

アメデオは肩に乗りますが、それ以外は自由。ルーシーのコアラとか、ブッシュベイビーとか。

もちろんパトラッシュやバロンみたいな「犬」はある程度人間の気持ちを汲み取っていたし擬人化もしていましたが。

他のアニメだと動物が喋ったり、喋らなくても人間の手助けしようとするんで、動物がこちらをわかってくれると錯覚してしまう。
世界名作劇場は「擦り寄らない動物」を忠実に書いてきましたが子供だった自分らはそんなのおかまいなしだったんですよね‥。
だから動物のお医者さんの影響でシベリアンハスキーを飼うもしつけが難しくて捨ててしまう現象が起こったわけで。


しかし‥某県のアライグマもその後どうなってしまうんでしょうね。増えたのも、畑を荒さざるを得なくなったのも人間のせいなんですが。