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「体育がダメなボクでも‥
速くなれますか?

かけっこ遅くても

ボクは自転車に乗れますか‥?!」


さてちまたでは「シャカリキ」という原作とは全く別の映画が公開されておりますが‥現在のチャンピオンにもチャリ漫画が現れて、こちらの胸を熱くしてくれてます。


ジャンプとサンデーの全てに絶望した人ここに集え!

ここに少年漫画の真髄がある!


弱虫ペダル2巻
チャンピオンコミックス・渡辺航


【あらすじ】
小野田坂道、高校一年生。毎週千葉からアキバへ通うオタク。しかし中学ではオタク趣味をカミングアウトできず、高校でアニメ部を立ち上げ友達を作ろうとしていた‥
運動音痴でビビリ、ひよわなもやしっ子だが‥実は坂道、アキバまでの往復90キロを電車代ケチるためにママチャリで走っていたのだ!
坂だろうがなんだろうがママチャリをぶっ飛ばすその姿にいち早く気付いた今泉俊輔。彼は高校で自転車競技日本一を目指していた。彼は坂道に勝負を申し込む「負けたらアニメ部に入る」。一切の勝負に負けてはいけない‥今泉の徹底主義がチャリ素人坂道の心に火を付ける!

そして、坂道に初めての友達が現れる‥?!


☆☆☆

いわゆる「801」になる友情とそうでない友情にはちょっとした違いがあると思います。

おおきく振りかぶっての阿部と三橋の関係は友情と呼べるでしょうか。でも萌える方が多い。あの二人には現在のとこ、平等な友情はなくてただ「主従関係」しかありません。

銀魂の銀さんと土方になると、まあジャンプのほとんどがそうですが、日常いがみ合っているのにガチして草むらにねっころがって「ハアハア‥お前なかなかやるじゃないか」「お前もな」ってなヤツで、さらなる敵が現れれば協力しちゃうというよくわかんない仲です。のび太とジャイアンも似てますね。



対してアイシールド21のセナはヒル魔に使われいろんなライバルがいますけど、彼にとって転機になったのは雷門太郎(モン太)との出会いだと思います。セナはモン太に出会った辺りからいじめられっ子ではなくなってます。
アイシーのスペにいけばメインカプがヒルセナで、進セナや他校のライバルのカプ本があります。
しかし、モン太とセナで本はほとんど存在しません。二人はものすごく、ものすごく仲がいいのに。


だってあまりにもモン太がいい奴すぎちゃって、悪魔が入るスキないでしょ。
ルックスの問題もあるけど(あっ)
キャラクターにかげりがないと、女子はそっち方面に萌えません。はい。


振りもどー考えたって三橋の「親友」は田島です。あのイキの合い方、夜中二人でサイタマをうろちょろしてるってんだから‥
阿部がすっかり捕手としてお株を奪われたことも。

田島にカゲがないとは言い切らないですが、シャレにならない深いとこにあるんだろうから今は考えなくてよいと思います。だからタジミハオンリーイベントはありますが、どの本も大体致さないのです。手を繋ぐのがヤマですね。

でも田島の場合、相手が花井だと「ライバル関係」が成立してしまうので事情が変わってきますよね。


つーわけで何が言いたいかって、弱虫ペダルの2巻には主人公坂道にとっての強烈な味方が現れるんですよっ!

自分は阿部より田島が好きだし、モン太が出て来たアイシー3巻は何度も読んで泣きそうになった。
初っ端から「カゲあります!」と顔に出てるよりも、太陽みたいに光っていてその黒点に気付いた時のドキリ感が欲しいんです。
だって、辛くて辛い顔をするのと明るく振る舞うのとどっちがすごいと思いますか。そういう明るくて主人公を受け入れる友達(もちろん無条件ではなく)に出会えるのが少年漫画の醍醐味のような気がします。


自分はそんな感じなんですが、男性はこういう友情をどう感じるのだろう‥?

や、自分はこの2巻読んで友情のアツさに転げ回っちゃったんですけどね。ライバル今泉にはできない坂道へのモチベーション上げが彼-鳴子章吉にはできている。

このおばさんにも少年魂があるのかなー。

とにかく久しぶりにいいもん見せてもらいました。まだ2巻!極上のスポ漫ですから買ってみてくださいよそこのあなた。