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画像は最新刊の「ぎゅぎゅっと守って!」。初の6回連載です。いわおかさんはちゃお本誌で連載を始めるやいなや、いきなり小学生の人気をかっさらい、表紙も巻頭カラーもとっています。明日発売のちゃおは全サです。

しかし、いわおかさんはデビューが2001年。中原さんや八神さんと全く同期です。初連載が去年、初コミックスも去年。
まだ、未刊行の作品がたくさんあります。デビュー作も単行本に入っていません。非常に不遇の作家さんです。
今非常に人気があり、ファンタジックでお話が個性的。かわいらしい絵なのにアングルもパースも間違わない、少年漫画顔負けのアクションシーンも描ける人なのに‥なぜ?


まず、いわおかさんは最初から「プロ」であることから‥さくまあきら主宰の「チョコバナナ」ですでに作家だったのですが(単行本もあるらしいですが絶版)、そちらがなくなってしまいまずサンデーから小学館に持ち込み。いろいろ流れがあって(小学館は雑誌間の交流がよいので)、ちゃおにたどり着き、デビュー。
ただ、中原さんや八神さんに比べると話の質はいいのに絵が少し地味、そんなわけでのんびりと増刊作家を続けていたわけで‥

そしたら、小学館の体質というか‥なんと「小学一年生」から仕事が来たのです。これは今も学習雑誌で描いている(ちゅちゅも描いてるからすごい)やぶうち優先生が一年生を断り、同郷でアシもたまにやっていたいわおかさんが「絵の質が似ている」ということで選ばれたのですが。
ラッキーなのはこれがアニメ作品のニセ物を描く仕事ではなかったこと。現在学習雑誌では「きらりんレボリューション」を新人の小坂まり子さんと‥
あの「とんでぶーりん」の池田多恵子さんが描いています!
しかし、もしかすると不幸の始まりだったのかもしれません。

そして「くるくるりんね」が始まります。小学一年生ですから、全ページカラーだったりいろいろ大変です。りんねという女の子がバトントワリングに一生懸命になる話なんですが‥

大人気!
なんとバトンが商品になりました。が‥

小学生はもちろん、「別の」ファンがついてしまったのです‥。

当時某掲示板ちゃおスレに「りんねたん萌えハアハア」というタイプの大きなお友達の書き込みが殺到。
その夏には同人誌が出ました‥たしかにいわおかさんの絵は「萌える」のです。

ちゃお編集部は大きなファンはいらないのです。なかよしの二の舞を懸念したのでしょう。増刊の仕事は続きましたが、かなり長い間、いわおかさんは本誌に出られなくなりました。

ですが‥(担当が替わったからかな‥)ほとぼりが冷めてだんだん増刊の扱いが大きくなり、後続に新人不在なのも手伝ってようやく連載。
そしたらあっという間にこの状態です。りんねを読んだ子がちょうどちゃおを買うようになっているのも作用しているのかも。

もっと早く、彼女を使っていればと今でも悔しくてなりません。
しかし、いわおかさんは元々プロ。雑誌の廃刊や小学館内移動などの不遇を乗り越えているホンモノです。
負けずに自分をプロデュースし続け、それに答える仕事をしてきたわけです。
普通こんな扱いされたら心が折れます。でもコミックスの柱やおまけページを見ていただきたい。
アイシールド21の村田先生に負けない「絵が、漫画が大好きだ!」という想いが詰まっています。

いわおかさんはホンモノの漫画家さんです。どうかこのまま、「姫ちゃんのリボン」「赤ずきんチャチャ」くらいのアニメ化作品を作っていただきたい。

‥昔はりぼんにも「ねこねこ幻想曲」など、低年齢向けで心温まる良い作品がたくさんありました。現在りぼんには不在、ちゃおとなかよしの仕事になっています。
幼稚に見えて物事の本質をズバリ突く、それが幼年漫画です。現在絵本が注目され、児童文学を大人が読みます。その傾向が漫画にも移ってくれたらと願わずにいられません。

現在「まひるの流れ星」連載中。いずれトップに上り詰めるでしょうから、青田買いはいかがでしょうか。
開くと「いい絵だなあ」と感動しますよ。
自分的には「怪盗ミルキイドロップ」がオススメです。


【追記2012.09.08】

最近当ブログ管理者がいわおか先生と間違われていているようです。

検索サイトから知/恵袋をたどっていらっしゃっていると思われますが、そこの記述が間違っています。訂正を依頼しましたが、システム上無理のようです。

本物の漫画家さんはこんなにヒマじゃないし、他人の漫画をどうこう言ったりしません。

あと私は絵が下手です!

いわおか先生にも迷惑がかかってしまいます。本当にお願いします。

コメント書いても、返事しませんよー!