花ざかりの君たちへがドラマ化だそうですが、花●めは全く触れていないような‥あれ?


今、「ティーンズラブ」というジャンルがあります。男女の恋愛なんですが、最後まで致してしまう漫画を指します。
本屋に行けば何冊も「恋愛●●」とかタイトルついていて見た目少女漫画雑誌と変わらないものが置いてあります。それがみんなティーンズラブです。

草分けは「少女帝国」や「プチもも」だったのですが、今見ないとこを見ると争いに負けてしまったようですね。

で、自分実は「恋愛天国パラダイス」が結構好きで、毎月買っていた時期があります。

いろんなTLの中で1番対象年齢が低く、でも絵が綺麗で起承転結がしっかりしていたからです。

ここでショート連載をしていた松本ななこが何故か今「パラキス」「カズン」の後のzipperを担ってしまっていて、すごく驚いています‥。

で、何が言いたいかって、
少コミと恋パラとどっちがやらしいかなんです。


ぶっちゃけ、「致してる」恋パラの方がいやらしさが下です。

恋パラの読み切りはだいたい26Pに区切られていますが、21Pまではきちんとりぼんみたいな話をやっています。主人公はおとなしくて優等生だけどある日不良っぽい人にからまれて、でもネコひろっちゃうような(笑)いい人で、だんだんひかれていって、女のライバルに邪魔されて、でもそこを救ってくれて‥みたいな見事な王道だったりすることもあります。
ただ、22Pから男の子が「ごめん‥今すごく‥したいんだけど」と恥ずかしそうに言いだし、致しちゃう。

で、少コミ。
主人公がでかい学園にいるんだけど何故か誰もいない生徒会室に呼び出され、鬼畜そうな生徒会長が出て来て「お前は俺の奴隷だ‥」と主人公をいじくりまくる。主人公は最初あらがいつつもだんだんテクにはまっていき、反発しながら身体を委ねる。しかしやはりおかしいことに気付き拒絶するが、別の男にやられそうになり、「やっぱり生徒会長じゃないと気持ち良くない」と思い、救ってくれた生徒会長に身体を捧げる。でもここで肝心なのは少コミが絶対に「B止まり」であることなのです。

ですが、21Pまでいやらしさゼロの恋パラと32Pずっといやらしい少コミ、

‥ねえ。


で、「うわさの翠くん!」です。

自分この池山田剛という作家さんが好きなんです。処女作「GETLove!」はさわやかなサッカー漫画で、ほとんどエロいシーンもなく、寧ろ少年まんがみたいな激しいサッカーシーンやギャグが炸裂していて無茶苦茶面白かったのです。

しかし次の萌えカレからエロ度が上がってきてまして、やはりBくらいは当然のごとく‥
だから読まなかったんですが、

うわさの‥は女の子がサッカーで男の子に挑む、という話です。なかなかスポーツをしています。それからこの人は主要キャラ以外のサッカー部員もちゃんと書いて、ギャグをかましてくれます。

ところが‥まあ‥少コミからは逃れられない運命というか‥

でも、忘れてならないのが、

小学館では作家=職人であると見なされていること。

エロい漫画が人気ならもっとエロを描けと担当に要求され、作家はその通りにこなすわけです。こなす作家に仕事が行きます。
だから本来あまりエロを描かなかった池山田先生もそっちへ行かなければいけなくなっているのです。

世間の評判風当たりがきつくても、小学館の作家さんは仕事とプライベートをきっちり分けているところがあります。だから柱がイタくない。

むしろ、何か混同し勘違いしている某出版社の微妙な幼年雑誌の作家の方が漫画家としての自覚が皆無と言っていいでしょうね。

エロがいいとは言いませんが、少コミは「今何をすれば読者は来てくれるか」に非常に敏感で、それに合わせて的確な漫画を作り出しています。執事メイドメガネコスプレ‥あれはどうだろうこれはどう、といつも試行錯誤を繰り返している姿が偉いです。

狭いテリトリーでキャッキャ騒いでる気持ち悪い漫画オンパレードの花●めや、すでに内容がどうしようもないマーガレットよりはずっとハングリーで手応えを感じます。

消去法での考え方ですが、自分は少コミをダメとは思いません。

「ダメ」とは何かを考えれば、見方は変わってくると思います。