信じているものってなんだろう。

今見えているものってなんだろう。


ニコとロボは高校に潜入して学校内で起こっている事件を解決せよと依頼される。
学校では「ウシミツ様」という人形が出回っていて、持っていないと学校の事件に巻き込まれる噂がある。噂は外にも流れて拡大し、おかげで「ウシミツ様人形」はネットオークションで一万円越える値段で取引されてる。

ニコたちはその宗教にも近い集まりを突きとめる。事件に巻きこまれた生徒はサクラ。どうやって人形を売るか必死になってる。
その集団の秘密の場所に「営業成績グラフ」が貼ってあり、ロボは「こんなの大人になったらいやでもやらされるのに‥」とぼやく。
「ウシミツ様」のインチキを暴いたとき、首謀者は笑う。「大人や周りが振り回されるのが面白かったのよ」

でもロボは「そんなことができるなら、呪いとかやなことじゃなくていいことをしてよ。ただでさえこの世の中やなことばっかりなんだから‥」


ところで、ロボは24歳なのに高校の制服を着て潜入。マイボスマイヒーローだが、それはロボなので「アニメロボット同好会に入ろう!」「スポーツとかして青春を謳歌しよう」とはしゃぐ。名梨も学ランとか着て来てかなりノリノリ。

ロボはこのきっかけで青春時代をやり直そうとしている‥

一方「ウシミツ様」を売る女子たちは大人のまねごとをする。

どちらも「今」に飽きて、今できないことを無理してしようとしていたのだ。

どちらもないものに憧れるんだな‥

そういえば自分も子供だったときに「子供」を楽しんではなかったな。

だから懐かしむのかな。


で、最後にニコは浅丘ルリ子に尋ねる。「人はウシミツ様みたいなよりどころがないといけないの?」

浅丘は答える。「そんなものなのよ。何かにすがったりしがみついたりしないとだめなの」

それがまやかしだとしても?ニコは思う。

たとえばニコが正直な事を言っても他人にとって信じられなければ「嘘だあ」と言われる。

そしてまやかしはその人間に合えば真実になるのだ。

ニコは思う。

あたしたちが信じてるものって‥何だ。


目の前に見えるものはみんな‥