富山から来た知り合いが「富山ライトレール最中」をくれた。中を開けるとライトレールの車体を模したケースが6つ。かわいい。

ヨーロッパではLRT(LightRailTransit)が盛んになっている。小型の車両が街の中心を引っ切りなしに走り、街は活気づいている。しかもその路線周辺はクルマ立入禁止としているところもあり、市民は最寄り駅でクルマをおりて安い駐車代を払い、ライトレールに乗って買い物をするのだ。
これはいい、と日本人も思った。試しにある一定期間路線周辺をクルマ立入禁止にしてみた都市がある。

大不評。

そりゃそうだ。日本の、街機能が整頓されてない街をクルマ封鎖したら行動ができなくなる。例えば市役所に行ってから市民病院に動くとして、そこに路線がなければ意味がない。日本の街の機関はばらばらに配置されている事が多い。

そこに登場したのが富山ライトレールである。お荷物ローカル線だった富山港線を買い上げ、路線を一部変更し、街の要所をちゃんと通って住宅をつなぎしかもガンガン走る路線になった。

効果が出ている。

市が都市機能を根本的に整備した事が大きい。ライトレール周辺に人を住まわせて街を「コンパクト化」したからだ。

‥僻地に住んでいる人には優しくないが‥しかし、LRTは加速ができ、在来線を走ることができる。将来ライトレールが拡張することも計画に入っているそうだ。

あと、JR北海道が開発したDMV(デュアルモードビークル)がある。レールバスなのだが、レールを下りてタイヤで道路も走れるのだ。履き換えに15秒。すごい。
この車両、コストがとにかく安い。だから北海道で走らせてもサイフが傷まない。
ある区間まで線路を走り、あとはタイヤで街をぐるっと回ればいい。クルマなんかいらなくなる。

‥ジムボタンを思い出してしまった。たしかSLが線路をはみ出していろんなところを冒険するアニメだった。

とにかく、鉄道をなくして平気な世の中にしてはいけない。これから高齢化が進む。高齢者が無理をしてクルマを動かし、事故を起こさせるようなことではいけない。それから子供の行動範囲を大人が制限してはならないのだ。