絢爛、錦秋の軽井沢
10月30日(月)~31日(火)
年々暑さ厳しく、しかも夏が長くなってきていて、もうこれは
完全に亜熱帯。なかなか紅葉がはじまらない・・はずが、
一挙に冬になったり寒暖差目まぐるしく、おかげで紅葉前線
盛り返した様子。
昨年、これでもかというほど紅葉を堪能したけど、
今年も軽井沢で思った以上に素晴らしい紅葉に出会えました。
9時40分新宿バスタ初の軽井沢直行バスにて軽井沢入り。
当初つるやスーパーに行く予定だったこともあって、
中軽井沢駅前で下車。腹ごしらえは駅前の老舗蕎麦屋かぎもとやさんにて
美味しいお蕎麦をいただきました。
昔ながらの佇まい。14時過ぎというのに到着したときもまだ
行列ができてました。
名前を書いて順番待ちの間に、目と鼻の先にある
お菓子の紹介はのちほど。
購入後すぐに列に並びなおすとすぐに案内され2階の座敷へ。
サントリーの佐治会長、佐藤栄作元首相などなど、重鎮と称される
方々の色紙や記事紹介がずらり。
軽井沢の蕎麦屋さんといえば「川上庵」が人気だけど、
先端を行くというよりはいぶし銀みたいなお店。
のんちゃんは紅葉定食(天ぷら+けんちん汁つき)
ミヨレはもりのみ注文して、天ぷらとけんちん汁をシェア。
うん、この塩梅でちょうどいい腹具合。
太さにばらつきのある蕎麦が歯ごたえしっかりしてミヨレ好み。
突き出しなのか、あらかじめ机にセッティングされている
浅漬けが何気に絶品。
この後は信濃電鉄で軽井沢駅へ戻る。
つるやスーパーは今回、絶対欲しいものもないため、割愛しました。
軽井沢駅を出たところ。空だけ見ると、秋というよりは冬の様相。
紅葉ってこんなに赤いものだっけ?
ホテルはフルキッチン付きスイートを予約したため、夕食おやつ調達
しながらぷらぷら歩き。
他にも似たお店はあるけど、他のお店はなんとなくピンと来なかったな。
お次は、チーズ! 「アトリエ・ド・フロマージュ」
この後、ひとまずホテルにチェックイン。
道すがら。もうわざわざ紅葉名所なんて行かなくてもここで十分だよ~
赤い壁だ~
軽井沢駅降りたって見渡した時に、「赤い!」と思ったけど、
軽井沢の紅葉ってこんなに赤いものなの?
ホテルは軽井沢銀座の右手、諏訪神社裏、近くには
テニスコートの恋♪軽井沢会テニスコート、ユニオンチャーチ、
そして万平ホテルや旧軽井沢ホテル音羽の森も散歩圏内。
目抜き通りからはずれているおかげで、人通りも少なく、
思わず深呼吸。
この7月にリニューアルオープンしたらしい。
フロントやレストラン&バーのある棟と宿泊棟が分かれていて、
👆 は宿泊棟。
私たちは、2階の821号室キッチンスイートに泊ったんだけど、
部屋のドアが非常階段をいったん外に出て出現するという謎の構造で
ダンジョンだった。
お部屋は。。ぱっと入った途端、ちょっとラブホ?と思ってしまったのは
私だけだろうか?
英国調の家具にウィリアムモリスの壁紙なのに、
なぜこうも隠微な感じがするのか。ベッドルームの照明のせいか?
でも、キッチンはフル装備、しかもバルミューダ。
バスタブも👆これだから、ラブホ臭がするのか?
キッチンスイートなので4名、ファミリー仕様なのでバスタブも
子供たちと入ることができるようになってるのだと思うけど。
ツインシンクで広々。家族4人が歯磨きもできるね。
アメニティはロクシタン、行き届いてる。
そして・・これだよ~ 隠微な印象の正体は。
さて、荷物を置いて、ふたたび軽井沢銀座に飛び出す。
平日&17時過ぎだと、紅葉シーズンの軽井沢でも
人出はすっかり引いてしまって、歩きやすいのなんの。
最も、お店が閉まり始めてるので、それは残念なんだけど。
夕日でまさに「山が燃えている」
振り向いて反対方向は、オールウェイズ3丁目の夕日の世界。
軽井沢銀座のよいところは、お店はイマドキのものに移り変わって
きていても、やはり昭和の古き良き雰囲気を残しているからなのかもしれない。
ジョン・レノンも愛したフランスベーカリーのフランスパン買って~
デリカテッセンでハムとソーセージ買って~
紅葉がすっかり影絵のようになった道とようやく寒っ!と感じる
風の中、ホテルの戻りました。
買ってきた戦利品を広げて軽井沢の晩餐! デザート付き♪
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空気がキン!と張りつめた中、少し遅めの朝活散歩。
同じ景色でも、光と空気の温度が異なると、見え方も違うね~
朝の光と、木立の影がちらちら、小径に映る様が綺麗です。
紅葉の合間に、常緑樹の緑を見ると目が安心するね。
黄色だったり
赤主体で全色オールスターだったり
全て重なったオレンジだったりをめでながら
ホテル音羽の森のガーデンカフェでモーニングコーヒーをいただきに
来ました。この時点で10時。
と、モーニングコーヒーのつもりだったけど、はちみつホットレモンティーに
宗旨替え。喉風邪で苦しかったので、体が欲したのでしょう。
落ち葉がはらはら待って、光がちらちら輝いて、
寒すぎない風が通り過ぎて、ずっとここで落ち着きたくなる。
ここに来るのは、昨年ひとりで来てここで過ごした時間が
素敵だったと、のんちゃん推奨。
うん、わかるよ、この感じ。
ほんとは音羽の森に宿泊も考えたんだけどね、
オンシーズン真っただ中だしちょっと高かったこともあり、
カフェに来るだけでも十分だよね、ということになりました。
👆はホテルマスコットの羊さん。創業者?オーナーが羊大好き
だったそうです。
最後、珍しく、ホテルのスタッフさんにツーショット撮っていただきました。
真実を写す写真、真実写しすぎだから自分が写るのは
避けていたけど、たまにはいいよね。真実は隠しても
仕方ないし。ミヨレ、60歳還暦の軽井沢でした~
この後、またまたデリカテッセンやキッツビュールで買い物して、
アウトレットを冷やかし、高崎へ移動。
わざわざ高崎に下車するのがわれらの真骨頂。
高崎駅ビルモントレーのはらっぱで遅めのランチです。
さんざん迷った挙句、ミヨレは初心者なのでやはり基本中の基本。
「赤唐辛子とにんにくのトマトソース」
のんちゃんは、そのトマトソースベースで「小柱と蛸の辛口トマトソース」
「パスタ」じゃなくて「スパゲティー」
「食べる」きゃなくて「すする」
ラーメン感覚のスパゲティー、うまい!
・・・・・・・・・・
昨年紅葉三昧したので、もう一生分めでたし、わざわざ混んでるところへ
紅葉狩りするまでもないや、と思ってたけど、
こうやって時間も場所も少しずらせば、名所でなくても十分満喫できることを
再確認した旅となりました。
次回からはしばらく近場シリーズが続きます。
上野御徒町界隈に出没します。