これですっかり「The Okura Tokyo」の 30時間ロングステイの虜になった我ら、
一休のタイムセールの網を張って、出た出た!
当然すぐにぽちりましたよ。
10月3日(月)~4日(火) 1泊素泊まり
今回はポイント最大20倍で、少し割引率が低く、
44,938円/1室(前回は41,840円/1室)でした。
季節は移り替わりました。見よ、この秋の空。
鏡面に雲が写りこんで雲の万華鏡や~
ロビー真正面の装花も秋模様です。 (前回は大倉集古館の催しにあわせて、
芭蕉のディスプレイ、沖縄=夏のイメージでした)
2019年、The Okura Tokyoとして生まれ変わって再オープン、
「オークラらしさ」を継承したロビー空間のもうひとつの装花はこちら。
一見秋という感じではないんだけど、なんでしょう。
夏から秋への移り変わりのような印象?
「真」にあたる中央部分に野ばらの赤い実を配し、
銅弾つつじの緑の自由な枝ぶりがダイナミックです。
29階の2917号室の窓から。
前回は31階で、ちょうど2階真下のお部屋ででした。
2階高さが違うだけで、窓からの印象も変わるんだなあ・・・
夕暮れの太陽や空気の色がオレンジっぽい。
一句「うろこ雲、夕陽に染まりてものかなし」
うーん、ひねりも何もないな・・
さて、今回は部屋のグレードも同じということで、
ルームツアーの写真はなし=オークラの写真はこれで終わり。
過ごし方としては、27階の大浴場&リフレッシュルームから国会議事堂や
首相官邸を見下ろしたり、部屋で「パピヨン」のリメイク映画を見たり。
いつもの楽しいゴロゴロを満喫しました。
そうそう、4日の朝はNHKニュースを見てたらいきなりJアラートが
鳴り響いた日でした。
東京に弾道ミサイル飛んでくるって?とテロップ見ながら、
「頑丈な建物に避難しろとかいわれてもねえ。
オークラならまあ大丈夫よね」と、モーニングコーヒー。
挙句、首相官邸のヘリポートで人が右往左往してるのを
見下ろして、大浴場のお湯でビバノンノンする日本国民。
平和ボケ過ぎる。
さて、そういうわけで、オークラの記事でありながら、以下は、
宿泊中の「食レポ」になります。
①1日目夕食
デリバリー&お弁当の写真画像にズキュンとやられ、
ホテルから20分赤坂までお散歩しながら行きついたお店は、路地裏にひっそり。
一見スパイスというと、インド料理とか、タイ料理とか、
もしくはまとめてエスニック料理っていうけれど、そうじゃないんだな~。
まさに、「スパイスLOBO」、スパイスやハーブ、エディブルフラワーを使って
素材を生かした料理になっていました。
まず飲み物、ミヨレは桃のビネガー割り。
コロナ明けなのでノンアルです。しかもビネガー、健康的。
どどーんとジョッキで並々にキタ~!!
やだ、なにこれ。美味しいじゃない。
食事は、単品でオーダーするよりお得♪というセットメニュー
(前菜・焼き鯖&鳥串・カレー二種類、ライス付き)@3500円と、
たんぱく質プリーズ、一番人気らしい「トリュフ香る贅沢ステーキ」@1800円なり。
前菜。きんぴらのような和の料理にスパイス使い、
これがいい感じのアクセントで合う合う。
カレー系スパイスって使うと「カレー味」になっちゃうけど、
そこまでいかない絶妙ブレンド。
こんどきんぴら作ったときに試してみよう。
焼き鯖も鳥串もほんのりスパイシー?ってくらいで、
臭みが抜けてほんとに美味しい。🍺にも御飯にも合う。
カレーはほうれん草のカレーとチキンカレーというオーソドックスなものを
チョイスしたけど、よくインド・ネパール系料理店で出されるものとは
まったく別物。油が少ない?のかな。味の奥行はあるのに、薄味に感じる。
御飯はサフランライスONジャスミンライス、カイエンペッパーふりかけ?
カレーやおかずの邪魔をしないスパイシーさ。
カレーとご飯を食べてお腹がいっぱい、ステーキ入らないかも~?
最後に出てきたステーキ、どーん!!
あら不思議。二人の胃袋にしれっと消えていきました。
スパイス液に漬けてあったのかな。味が沁みて、
赤身肉なのに柔らかい。うーん、恐るべしスパイスセンター!
②翌日のブランチ
一休ダイヤモンド会員じゃなくなったのに、なぜかダイヤモンド会員扱い。
ラッキー!?
特典の3000円クーポンを握りしめ、ホテルのダイニング「オーキッド」の手間にある
お部屋でのんびり充実のブランチです。
シーフードサラダバジルソース。
お値段が割高ではあるけど、それには理由がある。
素材がそもそも吟味されている。素材ごとに仕事がなされている。
当然素材を殺すことのない味付け。
目に見えない部分のお値段に対して高いと思うか、適正と思うか?
海老マカロニグラタン、冷蔵だからお部屋で食べられないよな~と、
思いきや、なんとちゃんと電子レンジで温めてくださるということを
知りました。
そして、これ、2人分の量では?ずっしり重い。
この2品で、二人分のブランチとしては十分でした。
お値段も、がっちり買いまショウ!
3000円を200円ほどオーバーしたのみ。
一休、クーポンありがとう~
③2日目の夕食
30時間ステイですからね、チェックアウト21時ですからね。
夕食が2回食べられる。ほぼほぼ2泊だわさ。
虎ノ門ヒルズビジネスタワー内の虎ノ門ヒルズ横丁でお店のはしご。
はしごといってもねえ。今は2軒いくのでせいいっぱい
こちら、さくっとはしごするもよし、テイクアウトして、「寄合」スペースで
飲食するもよし、大人のフードコート。
近辺で働く大人たち、羨ましい~
バードランド虎ノ門
懐かしいなバードランド。社畜時代、同僚たちと時々銀座のお店に
行ったな~。あの時は「美味しい」も一過性で、翌日の仕事が美味しさを
打ち消し、ありがたみがわからなかった。
大丸東京店のデパ地下で焼き鳥を買って食べたのが火をつけた。
あれ以来、スーパーじゃないところのちゃんとしたお店焼き鳥が食べたくてうずうす。
そしてカウンターに座ったとたん、「🍺」を注文。
コロナの軽い後遺症?もあり自重していたのに。口から「🍺」という言葉が
転がり出てた。おかしいな。
ねぎま。ネギが九条ネギなのが関西人ミヨレとしては
ポイント高し。
レバー。まるでフォアグラ。うっとり。
ずっと口の中にいてちょうだい。
皮。チキンスキン。普段は皮なんかわざわざはずしてしまうというのに。
焼き鳥でパリパリにやかれて塩をまとっていれば食べられるという不思議。
もう1本も焼き鳥にするか迷ったけど、みょうがでフィニッシュ。
こんがり白みそがみょうがとマッチして、口直し。
で、2軒目。くしくもバードランドの真向かい。
やっぱり、タイ料理でしょ~
日本でよくチェーン的に展開しているお店と違って本格的。
バンコクに本店があるそうな。
お店の名前にもなっているくらいだし、これは食べなきゃ。
ソムタム(こちらのお店ではタムタイとなっていた)