うちの近く、東急の高架下にそった路地は、バーボンストリートと呼ばれる。
昭和レトロというか、場末っぽいその一角に、
「上弦の月」というラーメン屋があった。
テレビのラーメン特集で全国４位だったか？に選ばれ、行列必至の店。
なのに、スープの出来次第では開店せず、なので、行ってみたら空振り、
ということも多々あった。
作っているご主人の姿は見た覚えがない。
痛々しいほど妙にテンション高いお嫁さんと、
姑さん？と思われるお母さんのふたりで店をきりもりしていたが、
その接客が辛くて、行くことをやめたお店だった。
前置き長くなりましたが。
リニューアルオープンしていた。
だがしかし。
店の名前は同じだが、前の店とは似て非なるものであった。
看板には鶏白湯と書いてあるけど、前は濃厚魚介系だったはず。
上記リンクをはった前の店の情報を見ると、
ラーメンの絵づらからしてやはり全然違う。
新しいお店のサイトを見ると、2代目を名乗ってはいるが、
先代とは関係ないことも書いてあって、結局どうなの？
新しいお店のラーメン ↓
実は、前の味は、ミヨレにとっては濃すぎて、
ハーフサイズ（というメニューもあったのです）でちょうどいいくらい。
とにかくギトギト、ボリュームが半端ないラーメンだったことは
覚えているが、好きなラーメンではなかった。
でもしかし、である。普通サイズを食べきれる普通に美味しいラーメン
ではあるが、最近流行の鶏白湯ラーメン、
他店を抜く目新しさはなく、うーん、ちょっと中途半端？
何より、なんだか詐欺っぽいあいまいな２代目襲名？で、
とてももやもや。
そういう意味でも、上弦の月、前と同様、ラーメン以外のところで
もひとつ好きになれないお店ということになるのである。