ちく満 | miauler(ミヨレ)のブログ

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Preserved Flower School & Preserved Flower Order Arrange 

30数年ぶり、地元堺市では有名なお蕎麦屋さん「ちく満」に行ってみた。

大阪といえば「うどん」だが、こちらは、創業元禄8年(1695年)の老舗お蕎麦屋さん !!
元禄といえば八代将軍吉宗の時代?

建物も当然老舗の風格。っていうか はてなマーク
どうなんでしょ、ブレードランナー?とか、ちょびっと千と千尋の神隠し?

 



工場の建屋の真ん中にお店の玄関があるっていうなんとも奇妙なお店。
玄関だけクローズアップしたら確かに老舗ぽいんだけど。






玄関入ると、まっすぐうなぎの寝床みたいな路地がのび、
右横に料亭風の大広間の店内、その向こうは厨房です。





厨房、ガラス窓からそばを茹でる釜が並んでいるのが垣間見えます。
湯気がもうもうです。





メニューは、こちら ダウン
今風の表現でいうと、熱盛りそば? まあ、茹で蒸しせいろ蕎麦といいましょうか。
基本、それだけです。
着席すると、「1斤にしますか、1.5斤にしますか」とだけ聞かれます。





注文したら、こんな形で運ばれてきます。





お碗に卵とダシ(かなり熱々!)と青ネギを入れてまぜまぜ、
そこに茹で蒸しされたそばをつけて食べる。ただそれだけ。






食べ終わった頃を見計らってそば湯が運ばれてきます。
そば湯は香りがなかなかよいです。





さてさて、それで問題の「そば」なんだが ドクロ
いやあ~、どうなんでしょう。
たぶん、そば好き、江戸っ子が食べたら、「なんじゃこりゃ~!!と大激怒すると思う。

だって、茹でて蒸しているんだよ?( ← 居直る)
当然、そばに「コシ」なんてものはない。ぶよぶよべたべたです。
ふやけてます。ベビーフード並かもしれない。

それを「そば」と名乗っていいのか 叫び

ま~、はっきり言って、美味っていうものではない。
しかも、お値段結構高い( 上記のメニュー参照)

異世界で妙なものを食すアトラクション的な楽しみも含めてということで、
生ぬるい目で見ていただければ。

ま、これはこれでひとつの「世界」かと。