あれから12時間経ち、冷静になったところに、やはり違和感がフツフツふつと増大中。


あるアーティストの事務所に対する感情である。

そのアーティストとは、


浜田省吾 さん。


事務所とは、


 ロードアンドスカイ殿


のこと。


それは12/17(金) お昼に1通のメールを見たのがきっかけ。


「武道館ライブのチケットに落選しました」


やっぱりね。まぁこれは想定内の結果。

2022年1月に武道館で2days開催されるライブの1日目に申し込みをしていたが、ダメだった。


この2daysライブは、ファンクラブ限定ではなく、一般OKでウェブサイトから申し込む方法だった。

そのサイトがこちらね。

 

 

上記サイトを見てもらえば一目瞭然で、ネットが使えれば誰でも申し込むことができる。たとえファンじゃなくてもね。


だから、競争率が高いのは明白で、落選するのも予想できていた。

にもかかわらず、落選を目の当たりにすると、まぁまあショックを受けたよ。自分の力ではどうしようもないことの典型例だと、頭でわかっちゃいてもねぇ~。

でもこのショックは束の間で、10分もすれば落ち着いたのよ。


また、この浜田省吾さんはご存じのとおり、基本TV出演しない。

メジャーデビューから一貫してこのスタイルだから、業界でもそれが定着しているはず。またこの何十年は、ラジオレギュラー番組もない。


何が言いたいって、ファンが身近に感じられる機会は、ライブしかないと言っても過言ではないということ。


だからファンは、よりライブに殺到するわけだ。この状況は最近始まったわけではないので、事務所、浜田さん本人も、百も承知のはず。


ライブが武道館で2日間しかないって、当選者よりも落選者が多いよね。

それだけ、寂しい思いをしている人が、全国にいるわけだ。


あっ、そうそう、寂しい思いをしているのは、落選した人だけではありません。書かなくても勘のいい人は気づいたかな。

ライブに行きたいのはヤマヤマだけど、理由はともかく、申し込まなかった人もいるからね。


実際、私のツイッターのフォロワーさんだけでも、そういう人は何人もいるんだよね。

そしてフォロワーさんの中には、「また今後、ツアーやファンクラブ限定のライブを企画してくれるはずだよ」と、近未来に期待して、優しく言ってる人もいる。


でも私は、あまりそういう意見を言う気になれないんだな。

もしこれが、10年前だったら少しそういう気になれたでしょうが、今は違う。

なぜか?

誤解を恐れず、もう少しツッコミましょうか。


今のライブスタイルを継続できるのは、長くないでしょ?もちろん、できるところまで、長くやってほしいと思っている。

100歳になってもやってほしい。が、現実を直視するのも必要だよ。


今のスタイルを貫けるのは、「あと5年ぐらいじゃないのか。」と、推測している。多少伸びる可能性もあるだろうが。


仮に、全国15箇所に各2回ずつで、年間30本開催したとする。あと5年のうち、2年やり、1年はライブ活動は休止し、また2年やるとする。すると、実質4年で、あと最大120本(=30×4)になる。


一方、ファンとしては、居住地近くで開催されるのに参加したとしよう。1ツアーで2回参加できたとしても、あと5年のうちに4回(=2X2)ぐらいになると思う。


こう考えると、前記のような、「またそのうち企画してくれるでしょ」なんて悠長な気にはなれない。


長年ライブに出向いたり、アルバム、映像商品を買って応援してきたコアなファンほど、今後の一回一回のライブは貴重だと考えているだろう。


ここで参考までに、

私はファン歴、もうすぐ40年です。


世間一般的に少年と呼ぶ年齢から今日まで、一度も途絶えることなくファンです。


例えば、ファン当初は、働けない年齢なので、何ヵ月もおこづかいを貯めて、やっとシングルレコードやLPを買っていましたよ。他にお金を使うことがあっても、まずはレコードでした。


話が脱線気味になりました。


で、サイトトップには、


『特別な武道館コンサート』


と、ご丁寧にプロデューサーの文が記載してあり、特別感をPRするのはいいが、参加したくても行けないファンに対する気持ちがあるのなら、一刻も早く別のライブやツアーも計画中ですと、明言すべきだと考える。


それが、今回の武道館ライブに行きたくても申し込まなかった人や落選した人への最低限の配慮だと考える。

 

ちなみにこの記事は、落選した腹いせに書いてはいません。あまりの関係者の配慮のなさに、言うべきことはタイムリーに発信しておく必要があると思っただけです。


それでは、また。