おはようございます、ミアです。



前回の続きで

私が一般開業医から

総合病院にある救急診療部へ
送られた時のつづきです 👇

車で20分ぐらいにある
総合病院の救急診療部
(Emergency Department)
へ紹介状を握りしめて向かいました。

救急室のベットに横になり
待つこと4〜5時間。
症状にもよりますが、
救急室ではめちゃくちゃ待たされます。

午後9時ごろ
やっと大部屋へ移されました。

でも、同室にいた患者さんの
うめき声が絶えず聞こえたので
私はちっとも休めず
苦痛と不安に襲われていました。


夜中の11時30分頃
看護師さんが
「手術室に移動しますよ」
とベットごと
ゴロゴロと移動してくれて
手術室の前で麻酔専門医を
待ちました。

そろそろ真夜中の12時に
なろうとしたころだったと思います。

スタッフがバタバタ手術室から
出たり入ったりし始めて
『何ごとか?』と思った矢先に、

看護師さんが私に
「緊急の患者さんが入ったから
あなたを一旦病棟に戻しますね。」
とゴロゴロゴロ。

あの奇妙なうめき声が絶えない病棟へ
逆戻りしました。

夜中の2時30分過ぎぐらいに
看護師さんが来て
この時間帯からは朝まで
手術ができないからなどの説明で
私の手術が後回しにされて
一睡もできないまま
朝を迎える事になりました。

早朝5時ごろ、
私は家に帰りたくなり
裸足で病院の廊下をうろうろ。

ナースステーションを見つけて
「今すぐ家に帰りたい」
とワガママを言いました。


手術もせず
家に帰ることになったのですが、
何か納得できなくて
紹介状までも書いてくれた
近所の一般開業医に
「話が違うじゃないか」
と殴り込みに行きました。

すると、
「何で戻ってきちゃったんだ?」
「救急車で今すぐ病院へ戻って手術が必要だ。けど、救急車を待つより車で行ったほうが早いからすぐに総合病院へ向かってください。僕が電話しておくから。」
とまた総合病院へとんぼ返り。

デジャブのように、
総合病院の緊急室で横たわり
待たされること2時間。

手術室へ直接移動されて
無事手術が受けられました。

目が覚めたら
前日とは全く違う
『ここは同じ病院か?』
と思ってしまうほどの明るい病棟で
軽食を持ってきた看護師さんも
前日より優しかった(気のせい?)です。

いろいろな書類にサインを求められて
さぁ、[お支払い]の時がやってきました。

財布を片手に
(足りなかったらどうしよう?)
と思っていたら
👩‍⚕️「もう帰ってもいいですよ。」
と言われて


入院費・手術費$0.00
でした。


本来なら、
民間の医療保険に加入していれば
けっこう高額な保険料が発生していたし、
民間医療保険に加入していないと
課税所得の2%を国保税として
収めなくてはいけない制度になっている
ので、どちらにしても
全くタダにはなりませんでした

でもこの時は
まだオーストラリアに越してきてばかりで
民間医療保険に加入していなかったし
収入が基準額に達していなかったので
国保税も免除されていました。

私のオーストラリアでの医療系体験談、
この場で公開して
何かの誰かのためになるのか
分かりませんが。。。

まだまだ〈つづき〉ます。
もう少しお付き合いください🙇飛び出すハート