翔side



「しょお……く…ん…、しょおくん…」

まどろむ意識に微かに聞こえる君の声。


「翔くん!しょおくんてばっ!」

「ん〜、、なんだよぉ…」

「ちょっ、…わぁ!!」

手を伸ばしてその声とそのカラダごと全部、
ひっくるめて押し倒す。


「おはよ、潤♡」

見下ろすその真下にはびっくり顔の君。

「お、起きてたの??」

「今起きた。潤が俺を呼んだんだろ。」

「だって翔くん、、
今日は取材だって言ってたのに時間知らせてくれないまま寝ちゃったから、なるべく早く起こさなきゃって思って…」

朝、弱いくせに。
まだお前だって眠いくせに。
昨晩、俺に愛された色香を纏ったままで。

そんなん一発で起きてしまうぞ。
…俺の息子が。


「まだいい。」

「へっ?だって時間…」

「まだ潤とこうしてる。」

羽織っただけのシャツに手をかけ、その白い素肌にくちづける。
男だというのにしなやかで柔らかくて、おまけにいい匂いがする潤のカラダ。

潤のこんな色っぽい姿は俺しか知らない。


「こんな事してていいの?」

「潤とこうしてる時間がなによりも大事だよ、俺は。」

「…そ、そんな、、」

上目遣いで見つめてやるとわかりやすく顔を赤らめ、普段あまり聞きなれないであろうストレートな愛言葉に嬉しさと恥ずかしさからか視線を逸らす。


「なぁ、潤は?」

「…え?…あっ、」

チュウっと鎖骨辺りに吸い付けばすぐに赤い痕が残る。

「俺の事、好き?」

朝だし?仕事前だというのに?
何を聞いちゃってんの?
俺ってやつは。

「あ、当たり前だろっ!」

まぁ、聞くだけ野暮ですよね。
 

「こんな…、こんな事、しょおくんにしかさせるわけないし!」

ちょっとむくれ気味に怒る君。
その仕草も可愛くて意地悪したくなる。

「す、好きじゃなきゃ、抱かせたりなんてしない。 
わかるだろ、そのくらい!バカ翔!」

「んふふ、わかってるって。」


わかってないのは君の方。

始まってるんだよ、
濃密な朝活が。



「翔…くん?」

「潤、好きだよ…。」

「ん、んんッ…」

囁きとともに再びキスをすれば、それにすぐに応じた潤の腕が俺の首元に絡む。


「しょおくん、すき…」

甘く、甘い声。
潤からの言葉はなんて甘いんだ。
俺を溶かす、まるで媚薬。

これから仕事だというのに。
潤のことばかり考えてしまうじゃないか。



「また夜、ここに来てもいい?」

つーか、ダメだと言われても俺は来る。
絶対に来るけどな。

「もちろん、待ってる…。
だって、翔くんがいないと俺……」

「…?」

「寂しいじゃん…。」
 
「じゅ…、んっ、」

会話をするために少し開いた隙間を早く埋めるようにと潤からキスをねだられる。
俺を離さまいと必死に絡ませてくる舌を俺は離さないと更に捕まえた。

 
あー、マジで可愛すぎてどうしてくれようか…
可愛い可愛い、俺の潤。

こんなに愛くるしい潤を置いて、
今日仕事行けっかなぁ…。


ノノ`∀´ル行かなきゃダメでしょ💦



おわり





【別アカより再掲載】