天中殺(てんちゅうさつ)とは、

12のサイクルでめぐる運気の流れ。

 

子宮推命では12年間のうちの

3年間を特に天中殺と呼ぶ。

 

天中殺のまっただ中だけでなく、

それ以外の時期にも運気は

上がり下がりをしている。

 

 

運気が上がっているときは、

自分の特性を活かしやすい。

 

下がっているときは、

思うように物事が進まない。

でも、これはこれで大事な時期。

 

自分を見つめ直したり、

運気が上がる時期に備えて

学んだり準備したりする時。

 

天中殺について詳しくは

こちらの記事もご参照ください。

 

 

 

鑑定書をお持ちの方は、

右上の部分を確認してね。

 

こちらは私の場合の

天中殺のリズム。

 

人によって、天中殺が

いつになるかは異なります。

 

 

 

 

私の場合は、2022年が

天中殺の入りの年。

 

このちょうど12年前、

2010年も同じ時期。

 

この頃、私はどうしていたのか?

今回の天中殺のためにも

振り返ってみることにする。

 

天 忍耐の時期

2010年は図書館司書としての

仕事が軌道に乗ってきた頃だ。

 

業務委託の会社に所属していて、

現場担当のサブリーダーだった。

 

非正規だけど月給は安定していた。

結構充実した毎日だったけれど、

他の雇用形態の職員とぶつかった。

 

頑固な私は、そういうとき

丸く収められないのだ。

 

他の仕事をみつけて、

お世話になった会社を去った。

波瀾万丈の幕開けである。

 

 

新たな職は研究所の嘱託職員。

 

9時から17時までという、

一般的な時間帯の仕事は

初めての経験だった。

 

楽になるかと思いきや、

通勤が私にはハード過ぎた。

 

図書館司書をやってたときは、

13時から22時まで勤務の遅番。

行きも帰りも電車は空いていた。

 

 

満員電車に草臥れきった私は、

半年も経たないうちに

新たな仕事を探し始めた。

 

元いた会社の求人をみつけた。

家から近い湘南の大学図書館。

ひとつ昇格の現場リーダーの仕事。

 

おそるおそる正規ルートで応募する。

採用担当から「なんで直接言わないの」

と電話がかかってきてすぐ採用決定。

 

現場はとても近所になったけれど、

同じ会社へ出戻り娘と相成った。

 

中 陰徳の時期

新たな現場に馴染み始めた2011年。

東日本大震災がやってきた。

 

勤務先の大学図書館は春休み中。

メインの業務は、新たに購入した本を

データーベースに登録する作業だった。

 

計画停電の合間を縫うようにして、

納期に間に合うようにひたすら

データを入力していく。

 

 

一体私は、何をしているんだろう?

 

確かに、データ入力も大切な仕事。

そう、それが平常時であるならば。

 

でも、多くの人が生きるか死ぬか、

命懸けで復興の仕事をしてるときに、

私はデータ入力をしてるだけなの?

 

そんなふうに思っていた。

 

 

この頃から、鎌倉には

立ち呑み屋が増え始める。

 

近所のコミュニティの大切さを

みんなが実感していた頃だった。

 

たくさんのイベントが開催され、

鎌倉での友達も一気に増えた。

 

 

そうして、現在のダンナである

ジロウと出逢うことになる。

 

ジロウには他の家庭があったし、

私にも7年を共にした男がいた。

 

「君には人の感情がわからないのか」

別れの日、男はそう吐き捨てて去って行った。

そうしてジロウとの不倫生活が始まったのだ。

 

殺 修行の時期

翌2012年、母がこの世を去った。

親は先に逝くものだとわかってたけど、

そんなに早く訪れるとは思ってなかった。

 

母を通してだけ繋がっていた

血縁者との関係はここで途絶えた。

 

 

人間は、いつ死ぬかわかならい。

 

それはごく当たり前のことだけど、

骨の芯まで実感したのは初めてだった。

 

人は老いてから死ぬわけじゃないんだ。

自分だって今日死ぬか明日死ぬかわからない。

 

じゃあ、やりたいことを

後回しにしている暇なんて

ないんじゃないの?

 

 

図書館司書という仕事に就いたのは、

安定収入を得て母を安心させたかったから。

でも、もうその母もこの世にはいない。

 

それはすごく淋しいことだけど、

一方で私はとても自由になった。

 

母のためにちゃんとした

自分でいる必要がなくなった。

 

 

この一年は涙腺がうまく

コントロールできなかった。

 

謎なタイミングで突然

ぼろぼろと涙がこぼれた。

 

でも私は、この年からようやく

自分の人生を生き始めたのかもしれない。

 

 

これが前回の天中殺で私に起きたこと。

せっかくなのでこの続きも書いてみよう。

 

○ 夜明けの時期

2013年はミュージシャンの

友人に誘ってもらって、初めて

お金をもらって歌うようになった。

 

△長い黒髪だった時代。

 

初LIVEのときに書いた日記が

はてなブログに残っていたよ。

 

 

 ご来場ありがとうございました。Cafe GOATEE が満員! 40名以上の方にお越しいただきました。 

 

ライブって生で歌を聴くだけじゃなくて、歌い手のエネルギーを浴びに行くものなのかもしれない。人前で歌ってみると、自分から溢れているエネルギーがわかる。観ていてくれる人たちからもエネルギーがでているのを感じる。うっかりすると負けそうになる。

 

ステージに立ってみてあらためて、音楽で生きてる友達の凄さを思った。平然と歌っているように見えるけれど、こんなに大変なことだったのか。

 

緊張するとか、恥ずかしいとか、間違えたらどうしようとか、そういうわかりやすい大変さではなく。見栄と恥と遠慮のブレーキを外した先にある状態で、持っているエネルギーを発散させること。それはすごく消耗する。よっぽど体力と気力がないと歌い続けられない。

 

ボイストレーニングはしたことがないし、酒に灼けたダミ声だし、音感があるわけでもない。「上手に、きれいに」はとても歌えない。それでも、聴く価値のあるステージにしたい。

 

ほとばしるものを観に来ていただけると幸いです。また歌います。

 

Kindle出版を果たしたのもこの年。

 

 

そして、長らく不倫状態にあった

ジロウとついに籍を入れた年でもある。

 

執筆する時間を増やしたくて、

図書館の勤務日数を減らしてもらった。

 

週4日勤務で固定給というのは

私の勤めていた会社ではまだ

前例がなかったようだけど、

ありがたく認めてもらえた。

 

この頃から図書館司書と並行して、

ライターの仕事を請け負い始める。

 

○ 進化の時期

ライターの仕事が増えてきた2014年。

図書館の勤務日数をさらに減らし、

より近所で働けたらいいな。

 

そんなふうに思ってたら、

自宅から徒歩圏内の図書館で

嘱託として採用が決まった。

 

フリーランスの仕事を

増やしたいと思っていたら、

図書館コンサルの会社で見習いを

させてもらえることになった。

 

業務委託契約を結ぶために、

気がつけば個人事業主として

開業届を出して独立していた。

 

○ 決意の時期

図書館コンサルの仕事を

本格的に任され始めた年だ。

 

安定した月給のもらえる

図書館勤めをここで卒業する。

 

日本全国を出張で飛び回る

毎日がスタートした。

 

× 休息の時期

夜明け→進化→決意ときて、

4年目は休息の時期が挟まる。

 

いわゆる運気の悪いと

言われる時期だけれど、

 

新しく始まった流れを

定着させる大事な時だ。

 

この頃は仕事が忙しかったのか

ほとんどブログを書いていない。

 

忙しくはあったけれど、

わりと楽しそうだ。

 

△出張中の福島県須賀川市でバルタン星人になる私。

 

◎ 青春の時期

青春の時期は新たな出逢いが

多い時期と言われる。

 

図書館コンサルの仕事は順調。

会社はさらに発展していく兆し。

 

業務委託だったスタッフ一同が

会社役員に就任することになった。

 

 

このままいけば順風満帆なのに、

私の中に迷いが生じていた。

 

私が人生をかけてやることは、

本当にこれで良いのだろうか?

 

天中殺の終わりの年に感じたこと。

人生は有限であり、終わりはいつ

訪れるのか誰にもわからない。

 

だから、今すぐに自分がいちばん

やりたいことをやって生きるんだ。

 

私にはそれができているだろうか?

 

 

学生時代にやりたかったけど

やり残していたことがあった。

それが、女優として舞台に立つこと。

 

一度くらいやってみてもいいかもしれない。

 

そんな軽い気持ちでいたのだけど、

なぜか劇団に入る話が進んでいた。

 

 

会社役員と劇団女優の両立?

そんなこと、できるはずがない。

 

でも、現状を打破するには、

それくらいのことをしなくちゃ。

無謀な挑戦が始まった。

 

 

千秋楽が終わり片づけが終わったとき、

気力のカラカラになった私が残った。

それがメンタルダウンの始まりだった。

 

×× 空転の時期

空転の時期は、その後にやってくる

絶好調の3年間に備える時期と言われる。

 

やることなすことが空回りするけど、

パワーを温存しておく大切な時期。

 

しばらく休みをもらっていた会社に

正月明けから復帰する予定だったけど、

私にはもうそれができなかった。

 

その頃の長い日記が残っている。

長いけど、よかったらぜひ読んで。

 

 

 

辞職して精神科に通い始めた。

 

劇団にも出られなくなっていた。

逃げるように、何もかも辞めた年。

 

生産性も無く稼ぎも無く、

なんの役にも立たない私。

 

そんな私に生きる意味なんてある?

そんなふうに思い続けていた。

 

 

こんなに時間ができたのだからと、

小説を書くようになった。

 

忙しかった仕事の代わりに、

毎日大量にブログを書いた。

 

この年の記事数、473本。

 

 

今読み返すと、

わりと面白いこと

書いている気がする。

 

 

今までの自分を振り払うように

10年振りにショートヘアにした。

 

そして、このアメブロを書き始めた。

 

 

◎◎ 飛躍の時期

進化の時期あたりに

お世話になった人から

ライターの仕事をいただいた。

 

まだ自分が働けるか

どうか不安だったけど、

恐る恐る依頼を承った。

 

このときのライターの仕事が

やがて大きく発展することになる。

 

 

後に師匠となるThe Rock Girl®

と出逢ったのもこの年。

 

パワーストーンヒーラーなんて

いかがわしそうな仕事をする

覚悟を決めようと、

 

思い切って全頭金髪にした。

 

△自分の金髪になれなくてぎこちない。

 

年末からヒーラー並びに

サイキックリーダーとして、

ついに自分の仕事をスタートさせる。

 

◎◎ 絶好調の時期

師匠の予言通りに、

望んでいたそのままの

物件をサロンとして借りた。

 

 

コロナ騒動の始まりの年。

 

幸いにして、遠隔でもできる

サイキックリーディングには

何の支障もなかった。

 

Zoomで参加するイベントが増えて、

オンラインの友達が大勢できた。

 

◎◎ 頂点の時期

2021年はまさに頂点に相応しい一年だった。

まず、初めてオンライン講座で講師役を務めた。

 

 

TikTokの最初の投稿が

ものすごい勢いで再生された。

 

 

売上が一気に伸びて、

最終的には月50万円を達成。

 

 

宮古島に家を買って、

鎌倉との二拠点生活が始まった。

 

 

 

これが私の、天中殺から始まった12年。

この12年間にはひとつのテーマがある。

 

宙ぶらりんの天中殺でぶち壊されたのは、

「図書館司書として月給をもらう私」だった。

 

そうやって生きていく人生もあり得た。

でも、運命は私にそれを許さなかった。

 

やりたかったことをするために、

自分で自分の仕事を作り上げる。

それがこの12年のテーマだったと思う。

 

 

そして、2022年。

今また、天中殺が始まった。

ここで壊されるのはどんな私なのか。

 

次の天中殺で壊される自分は

何かを予想してみたよ。

 

 

みあんご!

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