発明家の小笠原慎吾さんが
研究されていた「天繩文理論」。
小笠原さんが亡くなられた後、
未完であるこの理論を書籍として
出版されたのが小山内洋子さんだ。
最初の2冊は自費出版だったが、
3冊目『いよいよはじまる、皇の時代』は
2021年7月にエムエム・ブックスから刊行された。
エムエム・ブックスの本を扱う
書店はそう多くはないのだけど、
鎌倉のたらば書房では買えるんだ。
いかにも「町の本屋さん」という
小さな駅前の書店なのだけど、
学術書や美術書も充実してる。
立ち寄るとつい、何か買ってしまう
そんな本屋さんなんだ。
そんなたらば書房にある日、
平積みになっていた小山内洋子さんの著書。
『皇の時代』というタイトルだから
「天皇」のことを書いているのかと
思ったけれど全然違った。
皇（おう）というのは、
もうそろそろやってくる
新しい時代の名前。
私は本が好きだから、
すぐに読み終えてしまう
ことが多いのだけれど、
『いよいよはじまる、皇の時代』は
そんなに厚い本ではないのに
読み終えるまで時間がかかった。
無意識のうちに「読む」というより
浸透させようとしていたのかもしれない。
弥生時代から現代に至るまで
2500年続いていたヨルの時代。
長い闇がついに明けようとしている。
詳しく知りたくなって「理論書」と
呼ばれる分厚い本も取り寄せた。
なんと本体価格10,000円。
誰でも読んでいいものじゃないから
この値段設定にされたようだ。
難解な図説、漢和辞典にも
載っていない難しい漢字。
でもなぜだろう、面白くて
ページをめくる手が止まらない。
守護靈・指導靈に対する違和感も、
その答えがこの本の中に出て来た。
守護靈や指導靈からのメッセージを
伝える仕事をしている私としては、
納得したくないのだけれどしっくり来てしまう！
天縄文理論には、
魂職（こんしょく）
という考え方がある。
天から与えたれた天職でなく、
魂に刻まれた自分だけの仕事。
それにたどり着くと
楽しくて仕方ないし、
いくらやっても疲れないし、
お金も自然に入ってくるという。
ただ、やがてやってくる皇の時代に
残らない仕事は魂職にはならない。
私のサイキックリーディングは
他者にアドバイスする仕事だから
皇の時代には消えゆく定めにある。
今は必要とされているから
まだ続けると思うけれど、
私も自分の魂職にたどり着きたい。
天縄文理論を伝えていくのが
もしかして私の魂職なのだろうか？
そんなふうに考え始めたのが
ちょうどTikTokを始めた頃。
地球人の魂には、秸（けつ）と
祖（そ）の二種類がある。
これは、淡水魚と海水魚みたいに
種類が違うだけで優劣はない。
「秸」は長い縄文時代に生きた魂。
「祖」は弥生時代から現代に
至るまで活躍してきた魂。
「秸」はヒルの時代を生きる魂。
「祖」はヨルの時代を生きる魂。
夜明けを迎えるこの地球では、
祖の人はそろそろお休みに入る。
代わりに、縄文時代を生きていた
秸の人たちが目覚め始めている。
若い世代に「縄文」が流行っている
のはそのせいなのかもしれないね。
かつての縄文時代は、
「地縄文時代」と理論では呼ぶ。
これをそのまま繰り返しても意味がない。
物質的豊かさを追い求め続けて来た
弥生時代から現代に至るまでの歴史。
それを踏まえた上でやって来るのが、
つまりは「天縄文時代」なんだ。
「皇の時代」とも呼ぶよ。
ちょっと先取りで生まれて来ている
秸の人たちにとって、今の時代は
とても生きづらい時代だ。
そんな秸の人たちが次の時代に
移れるようにサポートするのが、
「皇」という魂を持った人たちである。
「皇」は地球由来ではなく、
異星からやってきている魂だ。
難解な天縄文理論の理論書を
読むのが楽しくて仕方なく、
それを伝えたいと思う人。
それが皇の人であるらしい。
えっ、もしかして、おれ？
・
・
スピリチュアル界隈では、
スターシードとかスターピープルとか
ライトワーカーとか呼んだりする、あれ。
そういうのって選民意識に
飲まれそうで嫌いなんだけど、
私の人生についてまわる。
そういや母が私に付けた本名も、
地球人類の未来の希望になるという
意味合いの漢字が使われていた。
母が私につけようとしていた名前は
別にちゃんと用意してあったのに、
なぜか唐突にその名になった。
うーん、いよいよ観念して、
私はどっか別の星から来た人として、
地球の未来に希望をもたらす仕事に
専念するときがやってきたのだろうか。
だとしたら、
著者の小山内洋子さんに
直接お目に掛かって、
「私も天繩文理論を広めます」
とお伝えしなくちゃなぁ。
小山内洋子さんを囲んで
ざっくばらんにお話しをする
「皇の時代サロン」というものが
数ヶ月に一度開かれている。
以前情報をいただいたときは
都合が合わなかったのだけど、
2022年1月、初めておじゃましてきました。
集まったのは20名弱。全員女性。
「みれい☆かるちゃ〜☆すく〜る」で
服部みれいさんと小山内洋子さんが
対談されたのだけど、それをきっかけに
一気に参加者が増えたみたいなんだ。
みんなで立派なお弁当をいただき、
それぞれが自己紹介を中心として
お話しをしていく。
自分の自己紹介を話し終えた後、
洋子さんに気になっていたことを尋ねた。
「天繩文理論を伝えていきたいです。
そのために、有名にならなくてはと
焦りを感じているのですが……」
「有名にはならなくていいです」
洋子さんはキッパリおっしゃった。
そして、こんなことを教えてくださった。
本当のことはすぐには伝わらない。
有名になって急に広まったならば、
「その理論は間違っている」と
叩かれて芽を摘まれてしまう。
な、なるほど……
では、私は私のペースで、
伝えたい人に伝えていこう。
小山内洋子さん、ありがとうございました！
▲みあんご！（左）と小山内洋子さん（右）
今後の交流会などの開催情報は
Instagramで発信されています。
みあんご！
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