ちょこっと和歌のお告げ。

今日の歌は「夏扇」。

 

完全解説付き 歌占カード 猫づくし ©2016 Tae Hirano / Takuto Endo Published by YAKAN-HIKO,INC.

 

 

 夏果つる

扇と秋の

  白露と

いづれか先に

 置きまさるべき

 

 

夏が終わって扇を置くのと、

秋の白露が草の葉に置かれるのと、

どちらが先になるのが良いのだろう。

 

 

「夏が終わった」と決めて

扇風機を押入にしまうのは、

自分から起こす行動。

 

草の葉に白露が降りて、

「ああ、もう秋か」と思うのは

いつのまにか促されること。

 

 

今、あなたには

やろうとしていることがあるね。

 

でも、いつ始めるべきか、

タイミングを計り損ねてる。

 

まだ時期じゃないかもしれないけど、

思い切って始めてしまう?

 

それとも、もう少し

流れができるのを待ってみる?

 

 

……普通、占いは、

その二択があったら

「こっちにしなよ!」と

示してくれるもの。

 

でも、この歌の答えは

大変曖昧だ。

 

 

自分から動く?

流されるのを待つ?

 

決めるのは、あなた。

 

どっちがいいかと悩むのは、

失敗を恐れているから。

 

失敗を避けようとするから、

新しいことを始められない。

 

 

けれど、新しいことをするときは、

なんらかの失敗はつきものだ。

 

どっちを選んでも

失敗するとしたら、

あなたはどっちがいい?

 

自分から始める?

始めさせられるのを待ってみる?

 

 

鎌倉時代の軍記物語

『保元物語』の中で、

神がかった巫女が詠んだ歌。

 

この歌により、

鳥羽法皇の亡くなる時期が

「夏の終わり、秋の初め」

と予言されたという。

 

 

『新古今集』に載せられた

壬生忠岑(みぶのただみね)の

次の歌が元となっている。

 

 夏はつる

扇と秋の

 白露と

  いづれかまづは

 置かむとすらむ

 

 

「どっちを先に

 置くことになるかな」

 

もうちょっと

和やかな雰囲気かな。

 

壬生忠岑については

『超訳百人一首 うた恋い。』

4巻がおすすめ。マンガです。

 

 

みあんご!

 

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