先日、買い物中に息子の幼稚園以来のママさんと出会う。

小学校・中学校と別々だったので久しぶり。

自然と高校の進路話となる。

 

そのママさんのご子息は県内でも有名な進学校へ入学したらしい。

えーすごいね!と盛り上がり「ところでmiakkiさんの息子くんは?」のターン。

 

うちは視力障害もあるから高校は盲学校の高等部にしたんだよ、と言うと

みるみるママさんの大きな目から涙がポロポロと溢れてきた。

 

え?え?え?

 

「なんで?息子くん普通やん!」

 

いや、あの、眼鏡で矯正できない先天性の弱視で・・

 

「息子くんかわいそうに!」

 

ええええええ?

呆然とする私を尻目にママさんは目を拭いながら去っていった。

 

ああ

「普通」だったのに「障害者」の方へ振ったことが

「かわいそう」と思われたのか。

 

今まで視力障害でどれだけ苦労してきて

盲学校ではどれだけ見ることに恵まれている環境にあるのか

当たり前だけど知らないよね。

 

残念な人

 

きっとあのママさんの中では「普通」の息子を

なぜ「障害者枠」に入れたのか、が理解できないし

かわいそうだと思ったんだろうな。

 

でもこういうことを書きながら私の中でも

「障害者の親」としての意識がまだ薄く、揺らいでいるのも事実。

 

それはまた別に書こうと思います。