息子の高校受験、面談に続き学科試験がありました。

 

その前に、これを読んでるみなさんの中に「なぜ盲学校入試にそんなに心配になってるのか?」と思ってる方もいらっしゃると思います。

 

いわゆる視覚支援学校。

そんなに受験を心配しなくても?みたいな。

 

うちの息子。

てんかんの持病があります。

 

ということは

 

学科試験1つにしても

①当日の夜中~朝、試験前に自宅で発作。

②当日、試験会場へ向かう移動中に発作。

③当日学校へ到着後、試験前に発作。

④当日、試験中に発作。

 

などが想定され、その発作が重積で救急搬送の場合の①~④の対応も事前に考えないといけません。

 

当然、高校側もその心配をしています。

 

なので先日の面談でもそのことを聞かれました。

・息子くんの今の発作頻度

・どのような発作か

・どのような対応を求めるか

 

それぞれの質問に答えた後

「私が別室で待機してますので、何かあればすぐに呼んでください」と伝えました。

 

持病のない受験生であれば、まずは学力と当日の体調の心配だけでいいと思うのですが、その辺の具体的な準備(搬送先の病院調べなど)と心の準備(いつ起こるかわからない発作への不安)なんかがあるので、まぁ神経使うわけです。

 

ただ、やっぱり今までの公立小学校・中学校いわゆる「普通校」とは受け入れ度が全く違います。

 

これまでは、こちらから「お願い」して修学旅行などの行事を「親同行」「救急時の対応」「なにかあっても自己責任」などの話し合いを何度も何度も何度もして、ようやく参加という感じでした。

 

普通校側は基本的に「前例のないこと」に非常に慎重です。

いや慎重というか、やりたくないが本音です。

 

しかし盲学校、いわゆる「支援学校」は受け入れてくれる・聞いてくれる。

この試験対応だけでもそれを強く感じました。

 

そして息子の学科試験。

盲学校は県立なので他の公立校と同じ日に5教科しっかりありました。

 

試験前日、発作なし。

試験当日、開始前発作なし。

 

あとは最後までなんとか!!と祈る思いで別室待機。

ただ待機するのも逆に不安がつのるので、ひたすら写真の勉強してました。

読書用の本も持って言ってたのですが、なんか息子と一緒にがんばりたくなったんですよね(笑)

 

そして

学科試験、最後まで

発作なし!

 

もう、それだけでいい!

よくがんばったー!!

 

と、いいつつ結果発表にドキドキしている私です。

ひとまず面談・学科と無事終了です。