夏休みのオープンキャンパス。
我が市内の3校(しかない)と大分市内の通信制高校・盲学校を申し込みました。
通信制高校はオープンキャンパスと私の仕事が重なった為、別日に個人で申し込み。
副校長先生が対応してくれました。
「まず始めに厳しいことをいいますね」
「通信制高校は楽とか簡単とかは忘れてください」
!!
初めからジャブというかストレート来た!
「うちの入試は小論文と面接、そして国・数・英の筆記試験があります」
「書類を出せば受かる、というものではありません」
どこかで通信制だと入りやすいと考えていた自分を反省。
「それと別室受験を希望される方もいらっしゃいますが、今は生徒さんの数が増えていて別室授業はできません。なので別室受験もお断りしています」
なるほど。
「最低限のこれだけは必須!という単位授業があります。その授業は電車が遅れて遅刻・途中体調不良で保健室、などの場合は欠席あつかいとなり、足りなければまた来年がんばろうになります」
遅刻や早退は認めないということですね。
でもそれは社会人になったときのことを考えて、ということでしょうか?
「そうです。不登校や発達障害などいろいろな生徒さんがいらっしゃいますが、入ってからこんなんじゃなかった!とならない為に先に言っておきますね。
当校は入学して終わり、ではなくその生徒さんがちゃんと進学や就職できるようなサポートづくりをしています。約束時間の概念は必須だと思っています」
文字で書くときつく感じるかもしれないけれど、私はこの副校長先生の話がすんなりと腑に落ちた。
一年時は基本の学習(中学からの振り返り含む)
二年からは進学・就職に分かれてそれぞれ自分でカリキュラムを組める。
そして次の一言に衝撃を受ける。
「別に来年の4月に絶対高校生にならなくてもいいんじゃないでしょうか?」
!?
「うちは4月・10月と二期制になってます。無理してどこかの高校へ4月に入学したものの、結局行けなくなり10月入学の方もいらっしゃいます。
息子さんの体調やメンタルを考えて、絶対4月入学でなくてもいいと思いますよ」
がーーーーーん!!
ドリフでいえば頭に金だらいが落ちてきた瞬間(昭和的表現)
そうか、いつのまにか息子を見ているつもりが世間の流れに乗せようとしていたのかもしれない。
都会ではなく、ど田舎の我が市ではそういう考えはなかった。
いや私にそういう考えはなかった、というべきか?
その後も週一・週五のコース別の話。
通信制高校とサポート校についての話。
入学金・授業料の話。
「今は夏休みで授業はありませんが、ご連絡いただければ9月10月に見学もできますので」というご挨拶で学校を出た。
なんか。
よかった。
厳しめではあったけれど誠実に生徒さんに向き合ってる姿勢を感じた。
しかし通うとなると早朝5時半に電車で1時間半かけて通学。
こりゃ、かなり覚悟せんといかんな。
夏休み後半にもオープンキャンパスが他に数校ある。
息子にとって何か響くところがあればいいなぁ。
夏休みもあと一週間。
どうなるどうする受験生。
息子が一番のんびりしてます。。